たくさんペグを打つので設営前にしっかりレイアウトを考えよう
ワンポールテントはテントの角数が多いほどペグを打つ数が増えてしましますが、一般的なテントと比較してポールの数が1本ということもあり、どこにポールを使うのかと悩むことはありません。ワンポールテントの多くはインナーテントとフライシートとの接点が少ないため結露による不快感も少なく、風通しの良さによって蒸れにくいとも言われています。
デメリットとしてはペグの数が多いことと、ポールがテントの中心部に立っていることでスペースの有効利用が難しいことでしょう。また、ポールをはめこむ基礎がないテントでは、寝返りを打ったときにポールをずらしてしまうとテントが潰れてしまう危険性があるので注意しましょう。
ワンポールテントは一般的なテントと比べて高さがある分だけ風の影響を受けやすく、雨の場合には上部が狭く下部が広いという円錐形のデザインが影響し、入口付近に雨が入りやすいので注意が必要です。雨の侵入が嫌だという人は前室付きのタイプを選ぶと良いでしょう。
そして、ワンポールテント最大のデメリットはペグダウンをしてから設営するために、安易にテントが移動できないこと。自立する一般的なテントとは違い、しっかりとサイトのレイアウトを考えてから設営することが重要になります。
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シンプルで個性的、そしてレトロな雰囲気が楽しめるワンポールテントやワンポールティピーは人とは違った個性的なサイトを作りたい人におすすめです。レトロなスタイルではありますが、最近のアイテムは耐水性や強度にも優れているので問題ありません。自分らしさを主張しながらキャンプを楽しみたいのなら、ワンポールテントは最強の相棒になることでしょう。ただし、キャンプ女子から「写真撮らせてください」とお声がかかるかどうかは編集部では責任は持ちませんので……あしからず。