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Feel:老舗ショップが実現する“音の革新”を体験! 日産R35型「GT-R」はシンプルなシステムを搭載【AMW special shop】

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Feel

  • フィール(Feel)は、今まで純正のオーディオしか知らなかったようなビギナーにこそ、プロのインストールでどう変化するか知ってほしいと考えている
  • フィール(Feel)は、カーオーディオとカーセキュリティのプロフェッショナルとして、半世紀を軽く超える歴史を持つ
  • デモカーはフロントの2ウェイにサブウーファー、そしてDSPというスタンダードなシステムを装備する
  • カーセキュリティは、駐車場や使用する環境を入念にヒアリングし、最適なシステムを構築すると同時に365日24時間の緊急サポート体制を敷いている
  • 日産R35型「GT-R」をはじめとするデモカーに搭載されたカーオーディオは、その高いボディ剛性を活かし、最高級のサウンドを実現している

山梨発の老舗カーオーディオ&セキュリティ専門店

サウンドの良さだけでなく、仕上がりの美しさや居心地、そして安心感にまで気を配るのが、1964年創業のフィール(Feel)です。ハイレベルな技術と深い愛情で仕上げる1台は、ビギナーにもベテランにも響く完成度。日産R35型「GT-R」をBMW「ミニ クラブマン」と2台のデモカーに搭載されたカーオーディオは、最高級の音質を実現。純正オーディオを超える音質と美しい内装で、多くのオーナーから支持を集めています。

クルマと真剣に向き合う、5人のプロフェッショナル集団

自動車電装業として1964年創業し、半世紀を軽く超える歴史を持つのが山梨県のフィール(Feel)だ。カーオーディオとカーセキュリティのプロフェッショナルとして、ふたつの看板メニューに力を入れたきっかけは、いずれも佐野代表が自ら経験した出来事に起因する。

運転免許を取得した当時のクルマはカセットデッキが主流で、CDを聴くために社外のプレイヤーに交換したとき、そのサウンドに感動したという。その楽しさを、ほかのクルマ好きと共有したいと思ったのがスタート地点だ。

いっぽうセキュリティは、自身の愛車が車上荒らしに遭ったことがきっかけで、悔しさをバネにプロとしての道を歩みはじめたという。現在は高いスキルと豊富なノウハウを持つスタッフ5名が在籍し、県内や近郊はもとより遠方から来店するユーザーも非常に多い。

店名のフィールは、感じるという意味を持つ。それはサウンドの品質に限った話ではなく、仕上がりの美しさや空間としての心地よさ、さらには安心感といった広い範囲を包括する。佐野代表は、このように話す。

「取り扱う商品や技術の質はもちろんですが、スタッフの人間性やクルマへの熱い思いにもこだわっています。愛車のエンターテインメント性を私たちが引き出すことで、お客さまに喜んでいただくのが何よりの幸せです」

初心者こそ体感してほしい「音質の変化」

手がけたクルマは数々のコンテストでアワードを獲得しているが、決してコアなユーザーばかりを対象にしているわけではない。今まで純正のオーディオしか知らなかったようなビギナーにこそ、プロのインストールで音質がどのように変化するか知ってほしいと考えている。まずは予算的にも手軽なスピーカーの交換を推奨しているそうだ。クルマとのマッチングやユーザーの予算を考慮しつつパーツを厳選し、取り付けに際しては見た目のスマートさやカッコよさまで追求する。

フィールのウェブサイトでは施工したドアスピーカーやツイーターの画像を公開しており、それを見れば優れた技術力や美的センスがよく理解できるはずだ。なお、近年のメインである純正ディスプレイオーディオに対しては、DSPアンプとスピーカーのふたつを組み合わせ、使い勝手をスポイルせずに音質を向上させる手法を採る。

憧れのGT-Rに宿るフィール流サウンドチューニング

そして佐野代表が「いつでも聴きに来てください」というのが、自身にとってデビュー当時から憧れの存在だった日産R35型「GT-R」のデモカーだ。音質の向上をあきらめてしまう人も少なくないスポーツカーだが、GT-Rはボディ剛性が高く「いい音が出せるんです」と力説する。

とくにドアに関しては別次元といえるレベルで、世界トップクラスの動力性能を誇りながら、上質なサウンドを作り出すことが可能だ。なお、デモカーだからといって予算を度外視するのではなく、コンセプトはあくまでもユーザーに身近なカーオーディオとなる。

オーディオシステムは、ブラムのフロント3ウェイスピーカーにサブウーファーで、アンプ内蔵DSPプレイヤーというスタンダードなシステム。金銭面でのハードルを高くしすぎることなく、純正オーディオを大きく凌駕する音質とルックスを実現している。ドアミラー裏にツイーター、ミッドレンジはAピラー、ウーファーをドアの純正位置に装着。サブウーファーもブラムで、シグネイチャーマルチックスの8インチをリアシート中央(純正位置)にシールドボックスをワンオフ製作して搭載する。純正の雰囲気を崩さない仕上がりとトランクは積載スペースを犠牲にしないシンプルでライトな作り込みだ。

アンプ内蔵DSPプレイヤーはゴールドホルンで、純正オーディオ以外にBluetoothやUSBで外部音源との接続も可能だ。また、店内にはオーディオのデモボードが設置してあり、ケーブルを差し替えれば各ユニットのサウンドを聴き比べが可能とのこと。最近のトレンドのスピーカーはブラムやブルームーンで、いずれも試聴できるので気になる人は遊びに行ってみよう。ちなみにもう1台のデモカーであるミニ クラブマンはアンプ4基を搭載するハイエンド仕様だ。

安心のカーセキュリティ、24時間365日のサポート体制

オーディオに限らず、プロショップは敷居が高いイメージを持たれがちだが、

「店側の考えや商品を一方的に押し付けるのではなく、お客さまと一緒に満足のできるプランを考えていくのが私たちです。わからないことや心配なことにも誠実に回答するので、あまり身構えることなく気軽に遊びにいらしてください。美味しいコーヒーを淹れてお待ちしています」

と佐野代表。もうひとつの柱であるカーセキュリティは、駐車場や使用する環境を入念にヒアリングし、最適なシステムを構築すると同時に365日24時間の緊急サポート体制を敷いている。加えて、一般的なチューニングやメンテナンスも得意で、新車と中古車の販売から鈑金塗装まで請け負う。

とくに足まわりやアライメントの調整には自信を持っており、そのノウハウを頼りに訪れる“走り系”のユーザーも多い。作業を担当するのは、整備士の国家資格を有する佐野代表ほか2名の熟練したスタッフたちだ。いずれも根っからのクルマ好きだけに、ユーザーの悩みや疑問と真剣に向き合い、理想を叶えるための努力を惜しまない。オーディオとセキュリティを核にカーライフのすべてを応援する、技術も人柄も信頼できるプロフェッショナル集団がフィールなのだ。

Feel

音・美・安心のすべてを追求

所在地:山梨県甲府市住吉4丁目3-24
営業時間:10:00〜19:00
TEL:055-221-2116
mail:info@sumi-den.com
URL:https://www.sumi-den.com/

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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