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  • 武田公実(TAKEDA Hiromi)
  • 武田公実(TAKEDA Hiromi)
  • 1967年生まれ。かつてロールス・ロイス/ベントレー、フェラーリの日本総代理店だったコーンズ&カンパニー・リミテッド(現コーンズ・モーターズ)で営業・広報を務めたのちイタリアに渡る。帰国後は旧ブガッティ社日本事務所、都内のクラシックカー専門店などでの勤務を経て、2001年以降は自動車ライターおよび翻訳者として活動中。また「東京コンクール・デレガンス」「浅間ヒルクライム」などの自動車イベントでも立ち上げの段階から関与したほか、自動車博物館「ワクイミュージアム(埼玉県加須市)」では2008年の開館からキュレーションを担当している。

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イタリアで生産されたOEM版ミニ・クーパー1300の意外なる落札価格

2025年6月29日に開催された「THE BONMONT SALE」では、ハイエンドなクラシックカーが並ぶなか、異彩を放った1台が登場しました。イタリアで独自の進化を遂げたイノチェンティ「ミニ クーパー」は、英国の本家ミニとはひと味違う個性派モデル。今回はその魅力と、注目されたオークション結果をお伝えします。

生産26台の希少な漆黒のポルシェ「924カレラGT」!コンディション抜群でも落札されなかった理由とは

2025年6月29日、名門「ボナムズ・オークション」社がスイス西端のゴルフリゾート地、シェゼレックスの「Golf & Country Club de Bonmont」を会場として開催した「THE BONMONT SALE」オークション。今回オークションレビューで俎上に載せるのは、並みいるポルシェでもちょっと不遇な感もある水冷FRモデルながら、特別な「役モノ」モデルでもある1台。ポルシェ「924カレラGT」をピックアップし、その車両概要と注目のオークション結果についてお伝えします。

“黒歴史F1”のジュニアカーがまさかの低落札!フェラーリ642の悲運

大人でも乗れるサイズで、F1マシンをリアルに再現した“ジュニアカー”が、RMサザビーズのオークションに登場しました。モデルとなったのは、1991年にF1を戦ったフェラーリ642。しかしその落札価格は、日本円にして約337万円。力作であるにもかかわらず、評価はやや低調でした。一体なぜなのでしょうか?

「世界限定599台」フェラーリ599 GTOの華やかな歴史と意外なる市場反応

2025年6月28日にスイスで開催したボナムズの「THE BONMONT SALE」オークションに出品されたフェラーリ「599 GTO」。2010年10月にローザンヌの「ガレージ・ゼニス(Garage Zenith)」社を介して、スイス連邦に新車として納車された1台でした。

人気高のフェラーリ「328GTS」が“相場割れ”?RMサザビーズの落札結果を読み解く

1980年代を代表するヤングタイマー・フェラーリ「328GTS」が、2025年7月8日にイギリスで開催されたRMサザビーズの「Cliveden House 2025」オークションに登場。希少な右ハンドル仕様として注目されたこの1台の落札価格は、まさかの1000万円未満に──果たしてその理由とは? モデル解説とあわせてお届けします。

フェラーリ「アマルフィ」が日本初公開!V8FRクーペ「ローマ」後継モデルとして5年ぶりのフルモデルチェンジ

かねてから噂となっていたフェラーリ「ローマ」の後継モデルは、2025年7月1日、新たに「アマルフィ」の名とともに、ネーミングの由来となった南イタリア・カンパニア州アマルフィにてワールドプレミアに供されました。それからわずか約4週間後となる7月30日、早くも日本国内でもデビューイベントが行われ、美しき新型「アマルフィ」が報道陣の前に姿を現すことになりました。

最後の純血アストンマーティン「ヴィラージュ ヴォランテ」!希少なモデルながらも意外なる落札

2025年7月5日にRMサザビーズがイギリスで開催したオークションにおいて、アストンマーティン「ヴィラージュ ヴォランテ」が出品されました。出品車は「ポルシェ・アマゾン・グリーン(Porsche Amazon Green)」という特注のボディカラーに、工場指定のブラック・モヘア製ソフトトップを組み合わせた仕様で製作された個体でした。

ホンダ創業者・本田宗一郎のロータス「エリート」がオークションに出品!1538万円で落札された

2025年7月5日にRMサザビーズがイギリスで開催したオークションにおいて、ロータス「エリート Sr.2」が出品されました。今回は、旧くは第一次世界大戦前の「ヴェテランカー」から、近・現代のスーパーカーに至る63台に及んだ出品車両のなかから、ロータスの名作、美しき元祖「エリート」を紹介します。じつはこの出品車両は、日本国内では間違いなくもっとも有名なエリート。創成期のホンダで伝説を築いた1台でした。
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