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  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 1962年生まれ。デザイン専門学校を卒業後、エディトリアル・デザイナーとしてバブル景気前夜の雑誌業界に潜り込む。その後クルマの模型専門誌、自動車趣味誌の編集長を経て2022年に定年退職。現在はフリーランスの編集者&ライター、さらには趣味が高じて模型誌の作例制作なども手掛ける。かつて所有していたクラシック・ミニや二輪は全て手放したが、1985年に個人売買で手に入れた中古のケーターハム・スーパーセブンだけは、40年近く経った今でも乗り続けている。

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「ロードローラー」の模型の縮尺はどうして1/50? 大人がハマる「建機モデル」のディープな世界へようこそ

日本以上に「クルマ趣味」が深化している欧米。じつに様々なジャンルが存在し、それら全てをお互いが「クルマ趣味」としてリスペクトしあい、共存共栄しているところが素敵です。そんな多岐にわたるクルマ趣味のなかでも、とくに根強い人気を誇るのが建設機械の分野です。

ドイツのナショナルカラーは「シルバー」ではない? イタリアン レッドのメルセデスにまつわる政治的配慮とは

かつて国際格式のモータースポーツは、「その国の威信を背負って立つ」という意味合いが今以上に強く、それを象徴していたのがナショナル・カラーでした。ドイツはもともと「白」でしたが、1924年のタルガ・フローリオで勝利したメルセデスのマシンはなぜか赤く塗られていました。それはなぜでしょうか?

初めて時速100キロを超えた自動車はEVだった! 19世紀末の魚雷型レコードブレーカー「ラ・ジャメ・コンタント号」とは

一般的には1885年にダイムラー、1986年にはベンツが相次いでガソリン・エンジンのクルマを「発明」したのが、今につながる自動車の歴史の始まり。とはいえ、19世紀末から20世紀初頭にかけて次々に生まれた「自動車」の動力源は、ほかにもたくさんありました。

「飛ばない飛行機はただのクルマ!?」市販されたプロペラで走る自動車「レイヤ・エリカ」とは

「風」を動力として利用することは、すでに紀元前から帆船などで行われてきました。しかし20世紀初頭にフランスで製造され、まがりなりにも一定数が量産・市販された「風力(プロペラ)で走るクルマ」はこの、奇妙なプロペラ自動車「レイヤ・エリカ」だけです。

フェラーリ「F40」は京商にとっても「スペチアーレ」だった! 写真で見ると実車と間違う「1/12モデル」すべて見せます

フェラーリ40周年を記念して1987年に発表された「F40」は、エンツォ翁の息のかかった最後のスペチアーレとして伝説的な存在です。そしてモデルカー界の雄、京商も特別な存在のフラッグシップとして、1/12スケールのF40を世に送り出しているのです。

「世界最高のクルマ」を精巧すぎる京商1/18モデルで再現! 「ロールス・ロイス」黄金の歴史を振り返る

20世紀初頭、イギリスでは自動車の発展・普及は大きく遅れていました。そんな時代に生まれながら「The Best Car ㏌ the World」を標榜して100年以上も歩んできた「ロールス・ロイス」を、京商の1/18ミニカーをとともに振り返ります。

カー・オブ・ザ・イヤーを獲った「フィアット124」をカフェレーサー仕様でサラリと乗るのがおしゃれ! 地味セダンの魅力とは?

クラシック・フィアットといえば「500(チンクエチェント)」が有名ですが、それまでの戦後世代の流れを一新すべくフィアットが1966年に発表したのが「124」です。124ベルリーナ(セダン)をヒストリックカー・ラリー仕様にモディファイした個体を紹介します。

フィアット「デュカト」のご先祖さま「238」と「241」とは? いまキャンパー仕様やキッチンカーとして注目集まる

日本で趣味のヒストリックカーとして「働くクルマ」を大切に維持しているファンは多いですが、欧州生まれの旧い商用車となると、さすがにわが国ではほとんど見かけることもなく、その知名度自体、決して高くありません。逆に言えば、だからこそ「趣味物件」としての魅力は大きいとも言えます。
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