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実物大「ミニ四駆」現る! 時速180キロで走れる32/1スケールのマシンのエンジンは空冷フラットフォーでした

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TEXT: 長尾 循(NAGAO Jun)  PHOTO: 長尾 循

1/1 ミニ四駆 ADVAN エアロ アバンテ リミテッド

多彩なカスタムカーやワンオフモデルであふれかえった「大阪オートメッセ2023」の会場内でも、ひときわ異彩を放っていたのがこちらのクルマ。ご存知タミヤのプラモデル「ミニ四駆」なのだが、この巨大な「ADVAN エアロ アバンテ リミテッド」は実際にドライバーが搭乗してサーキットを180km/hで走ることができる1/1スケールモデル。いや、「本物のミニ四駆」が1/32だから、これは32/1?

ヨコハマタイヤとタミヤがコラボしたワンオフモデル

ともあれ、ヨコハマタイヤのブースに展示されていたのは、アドバンカラー仕様の巨大なエアロ アバンテ リミテッド。タミヤとヨコハマタイヤのコラボレーションによって生まれたワンオフのショーモデルだ。

オリジナルのパイプフレームにフォルクスワーゲン・タイプ1(ビートル)の空冷フラットフォー・エンジンとフロントサスペンションを流用したシングル・シーターで、ボディカウルはFRP製だ。履いているのはもちろんヨコハマ製タイヤ。前後ともアドバン スポーツでサイズは295/30ZR22だ。

数量限定ミニ四駆キットが大阪オートメッセで発売中

3月以降もこの原寸大(?)のADVAN エアロ アバンテ リミテッドは、ヨコハマタイヤが参加するサーキットイベントで実際にコースをデモ走行するとのことなので、今後も目にする機会があるかもしれない。

そしてもちろん、2月12日(日)まで開催中の大阪オートメッセ2023では、このヨコハマタイヤのブースでミニ四駆「ADVAN エアロ アバンテ リミテッド」のキットも発売中。こちらは1台 2500円(消費税込) のプライスタグが付けられていたが「おひとりさま5台以下」との但し書き。たしかに見ていると、まとめ買いしているファン率高し。ミニ四駆ファン & アドバンファンの熱気、恐るべし。

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  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 1962年生まれ。デザイン専門学校を卒業後、エディトリアル・デザイナーとしてバブル景気前夜の雑誌業界に潜り込む。その後クルマの模型専門誌、自動車趣味誌の編集長を経て2022年に定年退職。現在はフリーランスの編集者&ライター、さらには趣味が高じて模型誌の作例制作なども手掛ける。かつて所有していたクラシック・ミニや二輪は全て手放したが、1985年に個人売買で手に入れた中古のケーターハム・スーパーセブンだけは、40年近く経った今でも乗り続けている。
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