終結が見えない三菱自動車の燃費不正事件 (1/2ページ)


日産自動車が三菱自動車を買収!?

2016年4月20日の夕刻に三菱自動車が自ら発表した「燃費不正問題」。自動車業界はおろか日本全体に大きな衝撃を与え、今なおマスコミ各社が注目する事件となった。
果たして、どのようなカタチで“落としどころ”を見出すのであろうか。
その一つに「日産自動車が三菱自動車を買収する」という選択肢もありそうだ。IMG_9482

ことの発端は、日産自動車主導で行なわれていた次期型軽自動車開発の過程で、日産自動車と三菱自動車合弁会社NMKVから供給されている明らかになったのは、すでに各報道機関からのとおり。被害者となった日産自動車は事態の推移を静観する構えを見せている。三菱自動車ekワゴンや日産自動車デイズは、両メーカーの。つまり、今回の一件は三菱自動車単独の問題ではなく、日産自動車も巻き込んだ。

Nissan Dayz, Mitsubishi eK Custom, NMKV, Mistubishi Mizushima Plant, Nissan COO Toshiyuki Shiga, Mitsubishi President Osamu Masuko

一方、三菱自動車は2000年のリコール隠しなど、過去2度に渡る不正問題を起こしている。こうした隠ぺい体質は企業風土そのものに問題があり一朝一夕には改善できるものではない。どうも日本企業の場合、悪しき企業体質は自助努力では改善できないようである。
日産自動車も不正こそはなかったが過去に業績が低迷し、カルロス・ゴーンがトップに就任して日本人企業家ではできないような大ナタをふるいV字回復させている。

「ゴーン(日産自動車CEO)が来る前の古い体質の日産だったら、今回のような事件が発覚したとき『三菱さん、こりゃマズイよ。どうする?』、『日産さん、ここはひとつ穏便にお願いします』となぁなぁの関係で済ませた可能性が高いでしょう。しかし、今の日産はゴーンが率いる外資系企業ですから、日本的なあいまいな関係は許されない。たぶん、ハッキリと「NO!」を出したのでしょう。ゴーン体制になってからの日産は企業コンプライアンスに関してはとくに厳しくなりましたからね」と元日産関係者は語る。

三菱自動車を動かした大きな力は日産方面からだったのか、あるいは別の方角からなのかは現時点で不明だが、企業として存続の危機に立っていることは間違いない。