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ウェッズ創業60周年を飾るにふさわしい「F ZERO」シリーズの6作目が登場!「FZ-6」の削り出し鍛造だから表現できる機能美とは〈PR〉

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TEXT: AMW 西山嘉彦(NISHIYAMA Yoshihiko)  PHOTO: weds

  • FZERO「FZ-6」ダイヤモンドブラック
  • FZERO「FZ-6」ブラッシュド
  • 先端を鋭く仕上げたスポークだが、極力そのスリムさの邪魔をしないように側面に厚みを持たせており、十分な強度を確保している
  • スポーク間に柱を設けて強度を高めるが、さらに小さなホールを開けてデザインを確立させる粋なテクニックもウマい
  • 切り出されたアルミ合金「6061-T6」のビレット
  • 高圧鍛造機でアルミを加圧する
  • 精密なマシニングセンターによる超硬ドリルでの削り出しが行われる
  • アウディやメルセデス、ボルボ、BMW、MINIなど、輸入車にも引けを取らないデザイン性とポテンシャルを確保。バネ下重量の軽減に効果を発揮する鍛造ゆえ、テスラ・モデル3のようなEVの軽快な走りにも貢献してくれる
  • アウディやメルセデス、ボルボ、BMW、MINIなど、輸入車にも引けを取らないデザイン性とポテンシャルを確保。バネ下重量の軽減に効果を発揮する鍛造ゆえ、テスラ・モデル3のようなEVの軽快な走りにも貢献してくれる
  • FZERO「FZ-6」
  • 18×8.0Jのスポーク断面
  • 18×8.5Jのスポーク断面
  • 19×8.0Jのスポーク断面
  • 19×8.5Jのスポーク断面
  • 20×8.5Jのスポーク断面
  • 21×9.0Jのスポーク断面
  • 急激に落とし込まれたセンターパート。カラーは素材感を生かしたブラッシュド、リッチな渋さが際立つダイヤモンドブラックを設定
  • 加圧されたアルミは組織が密に鍛えられ、薄くても強度が高い素材となる
  • エフゼロ」シリーズも6作目となった

品質、デザインともに欧州車にマッチする「F ZERO」

2024年は、ウェッズが創業して60周年というメモリアルイヤー。そこでウェッズの各ブランドからイヤーモデルが同時に発表されたことは記憶に新しい。AMWではそのすべてを紹介してきたが、最後を飾るにふさわしいのが「F ZERO」からリリースされたアルミ削り出し鍛造の「FZ-6」である。

削り出し鍛造とは、いかなる製法なのか

輸入車をはじめとして、ラグジュアリーもしくはリアルスポーツの足元に純正採用されるのが鍛造ホイールである。鍛造ホイールは、円柱状のビレットを高圧鍛造機で加圧することで、分子レベルで金属の結晶を整え、気泡などの内部欠陥を圧着させることで軽量かつ高剛性を実現している。ちなみにF ZEROの場合は1万トンの高圧鍛造機を使用する。

この鍛造されたアルミニウム合金を、コンピュータ制御されたマシニングセンターという精密工作機械を駆使して切削して仕上げる手法を、アルミ削り出し鍛造という。鋳造ホイールに比べると軽量かつエッジの効いた外観に仕上げることができるのがポイントだ。デザイン金型製法も自由度が高いが、どうしても金型から抜くという工程があるため、デザインに制約が生じてしまう。その点、3次元で切削を行えるマシニングセンターは、複雑なデザイン造形が可能となるのである。

ウェッズがアルミ削り出し鍛造で展開しているブランドが、今回紹介する「F ZERO」である。これまで5作の作品をリリースしているが、そのどれもがアルミ削り出し鍛造の利点を生かした、繊細なスポークにシャープなラインのデザインとなっている。

最新トレンドをツイン10本スポークで表現

今回新たに加わった「FZ-6」は、ツイン10本スポークを採用し、輸入車をメインターゲットとして開発された。F ZEROシリーズではかつて、「FZ-2」も同じくツイン10本スポークのデザインであるが、何が異なるのであろうか。

ひとことでその違いを言い表すとしたら、「FZ-2」が優美な曲線を強調したデザイン、「FZ-6」が直線的で鋭角なデザインとなる。

昨今の欧州車のスポーツカーは、BMWのMシリーズを例に上げるとわかりやすいが、直線を多用した幾何学的なデザインのホイールを採用している例が少なくない。それはクルマのデザインに合わせた一種のトレンドなのだが、F ZEROではいちはやくそうした流れをキャッチして「FZ-6」に落とし込んだのだろう。

「FZ-6」の細部を見ていくと、端正なツインスポークはエッジ感を引き出すべく、10本のスポークを限界まで細く形成し緩やかにコンケーブさせることでスポークをより脚長に見せるよう工夫されているのがわかる。センターではナットホールを囲うように施されたダイナミックな肉抜き処理もまた、エッジの効いた直線的なラインを採用して、矩形を表現している。

カラーは、アルミの切削痕を残してシャープな美しさを強調するブラッシュドと、深い艶で色気を醸すダイヤモンドブラックの2色がラインアップ。足元をさり気なく、しかも上質感をさらにアップさせる「FZ-6」は、洗練されたインポートスポーツ&SUVだけでなく、国産の高級ミニバンのユーザーにも広くおすすめできるホイールである。

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  • AMW 西山嘉彦(NISHIYAMA Yoshihiko)
  • AMW 西山嘉彦(NISHIYAMA Yoshihiko)
  • AMW編集長。大学卒業後、ドキュメンタリー映像の助監督を経て出版業界へ。某建築雑誌の版元で編集技術をマスターし、クルマ系雑誌編集部のある版元へ移籍。その後、版元を渡り歩きながら興味の赴くままにカメラ雑誌、ガレージ雑誌、グラビア誌のほかにBMWやランボルギーニの専門誌などを立ち上げ、2017年までスーパーカー専門誌の編集長を務める。愛車はBMW E30 M3。日本旅行作家協会会員。兼高かおる賞実行委員。近況は、個人ブログ「ART LIFE mag.」にて。
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