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長谷見昌弘が語るKPGC10、R32、R35……GT-Rの今昔

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現在のレース界にヒール&トゥーは死語

ここで長谷見が思わず苦笑したのは、「今のレース界では、ヒール&トーは死語だね」ということ。クラッチはあるが、使うのはスタートだけで、あとはパドルシフトで変速していく。こうしたところにも、PGC10やBNR32(3代目スカイラインGT-R)の時代からの年月を感じたようだ。

長谷見昌弘(はせみ・まさひろ) レース人生のほとんどをスカイライン/GT-Rで戦ってきた名ドライバー。フォーミュラからツーリングカーまで、クレーバーな走りと卓越したセンスは天才と称された。現在はニスモと共に後進の育成に力を注ぐ

長谷見昌弘(はせみ・まさひろ)
レース人生のほとんどをスカイライン/GT-Rで戦ってきた名ドライバー。フォーミュラからツーリングカーまで、クレーバーな走りと卓越したセンスは天才と称された。現在はニスモと共に後進の育成に力を注ぐ

「それから、すべての操作類が今と比べると重いですね。ステアリングにしても、ギヤチェンジも、ブレーキも……。よくこんな重い操作類でレースをやっていたと思いますね(笑)」。
あらためて、GC10(ハコスカ)の時代を思い出してもらった。
15「スカイラインGTのS54(2代目スカイラインの6気筒エンジン搭載モデル)まではプリンスでしたから、いかにやっつけるかっていう敵だったんですね。われわれ日産は、ブルーバードに乗っていましたから。
コーナーでブルーバードは速いんですけど、ストレートではスカイラインに負けてしまう。
日産とプリンスが合併して、出てきたスカイラインGT-R(4ドアのハコスカGT-R)に乗ると、直列6気筒エンジンを積んでいるので前が重かったですね。それから超オーバーステアで、フレームはよじれるし……。
それがハードトップ(2ドアのハコスカGT-R)になって、すごく良くなりました。当時はバイアスタイヤで、ハードトップはコントロールしながらきれいにコーナリングして行ける。あと、ブレーキは良かったですね。
やはりストレートは速かった。圧倒的に速い。レースでは勝てばいいので、ここは重要な点です。ハードトップは機会があって、一般市販車も運転しましたが、バランスは良く、街乗りも良かったですよ」。18

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