自動車用バッテリーはリチウムへシフトする (3/4ページ)

乗用車向けのリチウムバッテリーを開発

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ブリッツ企画部 小林潤一氏に聞く、リチウムイオンバッテリーのメリットとは?

製品は15Aタイプと30Aタイプの2種類だが、ケースはどちらもB19サイズ。38B19サイズの鉛バッテリーに比べ重量は1/3以下の約2.8kg
製品は15Aタイプと30Aタイプの2種類だが、ケースはどちらもB19サイズ。38B19サイズの鉛バッテリーに比べ重量は1/3以下の約2.8kg
ブリッツ企画部・小林潤一氏
ブリッツ企画部・小林潤一氏

開発に際し、留意したのは安全性と安定した性能です。現在自動車に広く採用されている鉛バッテリーは非常に安定しており、性能としてはとてもバランスが取れているのです。一方、リチウムイオンバッテリーは軽量であることや電圧出力が鉛バッテリーより優れていますが、万が一バッテリーを上げてしまうと、クルマが動かなくなってしまう恐れがあるのです。

そこでまず安全性に関しては、セルとリン酸鉄リチウムと呼ばれる発火や爆発をしないタイプを採用しております。安定した性能に関しては、フェイルセーフ機能を充実させることでクリアしました。
フェイルセーフ機能について詳しく述べると「オートシャットダウン機能」と「リカバリースタート機能」が備わっています。バッテリーの状況をインジケータで表示しており、静電スイッチに触るだけでバッテリーの状態を、インジケータの発光色でコンディションを確認できるようにしました。

コンサルトスイッチを備えることが特徴
コンサルトスイッチを備えることが特徴

最大の特徴は、電圧が11.6Vまで下がると基盤側で電力消費をカットオフしそれ以上放電しないようにキープすることです。最低限エンジンを始動できる電圧は確保してくれます。
また、リチウムイオンバッテリーの利点として、90%充電するまで約1時間と充電時間大変短いことが挙げられます。つまり一度エンジンを始動できれば、バッテリーが復活する可能性が高いのです。


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