猛暑対策!車内温度上昇を抑える「遮熱&断熱」ウインドウフィルム (3/3ページ)

万一のガラス飛散を防止できるウインドウフィルム

ウインドウフィルムの装着で意外と知られていないメリットがある。
それは万一の事故でガラスが割れたときの飛散防止だ。
フロントウインド以外は強化ガラスなので、割れたときは粉々になってしまう。
しかも、後席まわり3面に採用されているメーカー純正のプライバシーガラスは、透明ガラスより割れたときの形状が鋭利になる傾向がある。
後席に子どもを乗せる機会も多いユーザーは、安全性を高めるためにも率先してとくにウインドフィルム施工すべきだろう。

純正のプライバシー(スモーク)ガラスは、割れたときの破片が大きくて鋭利
純正のプライバシー(スモーク)ガラスは、割れたときの破片が大きくて鋭利

このようにウインドウフィルムを施工することで、日焼けや車内の暑さを防ぐことができる。
その恩恵は人だけなく、クルマの内装の傷み(シートの色褪せや熱による変形)、エアコンの稼働率の低下による燃費向上などのメリットもあるのだ。

ぜひとも夏本番になる前にフィルム施工をオススメするが、ひとつ注意点がある。

それは「ウインドウの透過率」。車種によっては元からウインドに色が付いて、そこに透過率が基準ギリギリ(70%)のフィルムを貼ると、透過率が車検不適合になることもある。

車検で問われるのは透過率。極端なことをいえば、中が見えないミラータイプでも、透過率が70%あれば車検対応
車検で問われるのは透過率。極端なことをいえば、中が見えないミラータイプでも、透過率が70%あれば車検対応
ミラータイプでも透明タイプとほぼ同じ見え方をする
ミラータイプでも透明タイプとほぼ同じ見え方をする

ただし、ガラスの透過率検査機には誤差があり、それを理解していない検査官もいるようだ。
フィルムの貼り方次第でも透過率は変化するので、施工するにはクルマにあった透過率のフィルムを選びたい。そのようなノウハウをもつ専門店を選ぶことが重要だ。

工賃はフィルム込みで、フロント左右サイドウインドウへの施工が約2万円くらい。
フロントウインドウ、リヤ3面それぞれで3万円〜。
車種やガラスの枚数、使用するフィルムによって価格が異なるので、ショップで見積もりしてもらうといいだろう。

【純正ガラスの透過率を陸運局で検査したらとんでもない結果が……】

(撮影:木村博道/高木博史)

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