ホイール&タイヤ「はみ出し」の保安基準とは (2/2ページ)

ホイールのセンターを中心に前方30度、後方50度の扇形の範囲

「自動車が直進姿勢をとった場合において、車軸中心を含む鉛直面と車軸中心を通りそれぞれ前方 30°及び後方 50°に交わる 2 平面によりはさまれる走行装置の回転部分(タイヤ、ホイール・ステップ、ホイール・キャップ等)が当該部分の直上の車体(フェンダ等)より車両の外側方向に突出していないもの。」dscf0715-1

国土交通省道路運送車両の保安基準より
国土交通省道路運送車両の保安基準より

 つまり、ホイールのセンターを中心に前方30度、後方50度の扇形の範囲さえ、タイヤとホイールがフェンダー内に収まっていれば問題ないということになるのだ。

 なお、ロングハブボルトやセンターキャップなども対象となるため、注意してもらいたい。

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 サスペンションのキャンバーをつけても、フェンダー内にタイヤが収まらないというとき、最後の手段として使えるのが、フェンダートリムなどと呼ばれる貼り付けタイプのオーバーフェンダーだ。

 本来、クルマの全幅に変更があったときは構造変更が必要となるが、±20mm以内であれば不要となる。つまり、片側10mm以内であれば、こちらも合法的にワイド化することが可能というわけだ。

 このように、愛車をカスタムするときはしっかり法規を理解して楽しいカーライフを送ってほしい。

(レポート:小鮒康一)

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