SUBARUマニア格付け検定対策「”カ行”で始まるスバル用語辞典Vol.3」

SUBARUマニア格付け検定対策「”カ行”で始まるスバル用語辞典Vol.3」

SUBARUフェチなら知っておきたい
カサブランカからコントロールウイングまで

スバリスト必見「SUBARU用語」。好評の第3弾は、「カ行」で始まる用語だ。
機能であったり、人名であったり、SUBARUにまつわる用語には、スバルマニア必見がズラリ。

 「カ」

【カサブランカ】
初代インプレッサ/スポーツワゴンに設定された特別仕様車。
ヴィヴィオ・ビストロに端を発した当時流行のレトロスタイルを取り入れたモデルであったが、販売面では苦戦した。エクステリアのほかインテリアも専用カラーリングを採用。ベースとなったインプレッサオーナーのなかには、「カサブランカ」のフロントフェイスとテールランプを入手し、オリジナルの「カサブランカSTiバージョン」を作り上げた強者も存在した。

 

【カスタマイズ機能】
キーレスエントリーのブザー鳴動やルームランプの点灯時間、リアデフォッガーのタイマー時間の設定などを、オーナーの好みに合わせ設定できる機能。
基本的にはディーラーにて専用の機械で設定する必要はあるが、MFD(マルチファンクションディスプレイ)装着車の場合、ある程度が画面上で操作することも可能になった。

 

【勝田範彦(かつたのりひこ)】
愛知県出身のラリードライバーで、舗装路での強さから“ターマックキング”の異名をもつ。
全日本ラリー選手権では2007/2008/2010〜2011/2013/2016/2017年にシリーズチャンピオンを獲得。父に元WRCドライバーの勝田照夫さん、息子はラリードライバーの勝田貴元選手という親子3代のラリー一家だ。
チューニングやカスタマイズ、モータースポーツ車両製作などを手掛ける「LUCK(ラック)」の次長という肩書きも持つ。愛称は”愛知の のび太くん”。ライバルに“群馬のジャイアン”こと新井敏弘選手がいる。

 

【桂田 勝(かつらだまさる)】
富士重工業株式会社(現:株式会社SUBARU)の元常務取締役/スバルテクニカインターナショナル元社長。
1966年に富士重工業株式会社に入社。百瀬晋六イズムを直系で受け継いだエンジニアで航空技術にも精通した。初代レガシィの企画時から開発に携わり、3代目レガシィではプロジェクトゼネラルマネージャーを務めるなど、”ミスターレガシィ”の異名をもつ。また、STI社長時代にはWRC活動にも深く関与。
『不易と流行』は桂田さんのこだわりの言葉だった。2013年4月24日、喉頭癌のため死去。

 

【鎌田卓麻(かまだたくま)】
北海道出身のラリードライバー。全日本ラリー選手権のほか、全日本ダートトライアル選手権でも活躍する。
現在のWRX STIのほか、2014年には全日本ダートトライアルにBRZでエントリーし、2冠を獲得。オフシーズンには産業用無人ヘリコプターを駆り、農薬散布オペレーターもこなす意外な一面も。

 

【カーゴファン】
2代目レガシィグランドワゴン、3代目レガシィランカスターに標準装備されたほか、初代フォレスターにもオプション設定されていた、カーゴルームの換気装置。ラゲッジルームに釣り道具やペットを乗せる際に役立つ装備。
後にディーラーオプション設定され、ツーリングワゴンでも装着が可能に。運転席からのスイッチ操作で作動する。

 

「ク」

【クイックステアリングギヤレシオ】
初代インプレッサWRX typeRA STiにオプションとして設定。
標準車で15:1のステアリングギアレシオに対し、13:1を選択することが可能であった。また、名前こそ登場していないものの、じつは2代目レオーネGTSでは他のグレードとギアレシオを変更するクイック化が行なわれていた。他にも初代レガシィRS typeRAには可変式ステアリングギアレシオが与えられ、15:1から13:1までの可変となっていたのである。
その後STIのコンプリートカーなどに13:1のクイックギアレシオが設定され、WRX STI specC TYPE RAでは11:1という超クイックレシオも出現。13:1という数値はWRX STIの標準値になったともいえるだろう。ちなみにS206では15:1、とあえてスローな味付けがされている。

 

【グラフィックセーフティモニター】
2代目レオーネから採用された、クルマの図形とパイロットランプを組み合わせた警告表示。
とくに”半ドアの警告灯”は、どのドアが半ドアなのかひと目でわかるメリットも。レオーネからレガシィへと引き継がれ、現行モデルはマルチインフォメーションディスプレイへと姿を変えた。もちろん現在でもどのドアが開いているのか一目瞭然で判断できる。「SUBARU」の良き伝統装備といえるだろう。

 

【グランドワゴン】
2代目レガシィに設定されたクロスオーバーSUVタイプのステーションワゴンで、アウトバックの先祖に当たる。
最低地上高を200mmへとアップして悪路走破性を高めたほか、専用のツートーンボディカラー、RV色の強い専用バンパーなどを採用。当時の開発者によると「フォレスターが発売されるまでの間に、SUBARUで売るSUVがほしい」という北米ディーラーからの強いリクエストによって開発されたそうだ。これが予想以上の大ヒットとなり、アウディ・オールロードやボルボXC70など、グランドワゴンのヒットに影響を受けたモデルもライバルメーカーから登場。ちなみに輸出名は当時からアウトバックであった。

 

 

【クリアビューパック】
フロントワイパーデアイサー(写真)/ヒーテッドドアミラー/UVカット & 撥水加工フロントドアガラス/リアフォグランプなどをセットにしたパッケージオプション。
とくに寒冷地や悪天候での視界確保を中心とした安全性向上のための装備が多く、セット内容は車種によって違いがある。大半のオーナーが選択する「SUBARU」車の定番アイテム。

 

 

【クレードルフレーム】
5代目レガシィに採用されたエンジンマウント方式。エンジンをシャシーに直接マウントするのではなく、ミッションケースから伸びたゆりかご(クレードル)形状のフレームにマウントする。
メリットは、フロント回りの軽量化のほか、ロアアームをクレードルマウントに取り付けることで剛性を高めることができ、静粛性や乗り心地、操縦安定性を確保。また、タービンをエキマニの近くのエンジン直下に配置することで触媒の早期活性化が実現され、環境性能を高めるほか、レスポンス向上にもつながる。

 

【ゲレンデタクシー】
プロドライバーの運転でゲレンデを駆け上がる、「SUBARU」が主催する冬の体感イベント。
降車地点で下車し、スキーやスノーボードでゲレンデを下るリフト替わりに体感することを目的とするが、その楽しさゆえに往復乗車を希望する人や、ゲレンデタクシーに乗車するためだけに会場を訪れる人もいる。シンメトリカルAWDの高い走破性を気軽に体験できるイベントとして、2018年度で5周年。会場によっては、ドライバーの中に新井敏弘選手、鎌田卓麻選手といった現役バリバリの全日本ラリードライバーも交じっており、「激しくしてください」と頼むと、リクエストに応えてくれることもあるそうだ。

 

 

【高強度鋳造ピストン】
高回転・高出力に対応するために使われる強度の高いピストン。
GC/GF型インプレッサまではSTIバージョン用に鍛造ピストンが奢られていたが、GD/GG型以降は製造技術の向上により、高強度鋳造ピストンへと変更されている。

 

 

【コリン・マクレー】
1993年のニュージーランドラリーから初代レガシィで参戦して以来、1998年までの5年間に渡り、”SUBARUワールドラリーチーム”でWRCに参戦。1995年にインプレッサでドライバーチャンピオンを獲得したほか、1995〜1997年と3年連続マニュファクチャラーズチャンピオンを獲得したSUBARUチームに大きく貢献した。
豪快で恐れを知らない熱い走りからクラッシュも多く、「マクラッシュ」という愛称でも呼ばれた。2007年9月15日、自身の操縦するヘリコプターが墜落し、帰らぬ人となった。

 

 

【コンシールドシングルブレードワイパー】
空力を徹底的に追及して設計されたアルシオーネに採用されたワイパーアーム。
歴代スバル車で唯一のシングルアームワイパーで、作動していないときはボンネットの陰に隠れることで空力性能に貢献した。ちなみに4代目レガシィからはワイパー自体の空力性能を大幅に改善。払拭面積なども広く取られ、視界のよさにも貢献している。

 

 

【コントロールウイング】
ワイパーやライティングスイッチを集約した操作系パネルの名称で、2代目レオーネやアルシオーネに採用。
アルシオーネでは、飛行機の操縦桿のような形状へと進化。エアコンやエアサスのハイトコントロールまでも操作が可能となった。ひと目でスイッチがわかるだけでなく、ステアリングから手を放すことなく操作可能なことを保証する、とカタログでは謳われていた。ステアリングのチルト&テレスコピック機構に合わせ一体で可動。国産他社からの乗り換えでは戸惑うことや、コンビスイッチ形状へと統一されたこともあり、ブラインドタッチが可能なレバー式スイッチやステアリングスイッチへと姿を変えた。

 

 

(リポート:スバルマガジン編集部)


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