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ホンダ車の約4割が福祉車両車を設定! 障がい者支援も充実化

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TEXT: 諸星陽一  PHOTO: Auto Messe Web編集部

自操式福祉車の運転シミュレーターも開発!

 ホンダは福祉車両に対してかなり積極的なことで知られるメーカーだ。現在ホンダのラインアップとして用意されている介護用の福祉車両をみると、車いす仕様車が3種、サイドリフトアップシート車が3種、助手席リフトアップシート車が3種、助手席回転シート車が4種ラインアップされている。

 車種で見るとN-WGN、N-BOX、フィット、シャトル、グレイス、フリード、フリード+、ステップワゴン、オデッセイと9種。NSXやS660まで含むホンダの乗用車は23種なのでその充実さは推して知るべし。

 さらにホンダは手動運転装置のホンダテックマチックを自社で開発。フィット&フィットハイブリッドへの装着を可能にしている。ただ手動運転装置を作るだけではないのがホンダ。なんと、手動運転装置のドライブシミュレーターまでを作っているのだ。

 手動運転装置にに馴れていない人が少しでも運転がしやすくなるようにということで開発されたシミュレーターは、埼玉県の交通教育センターレインボー和光や栃木県のツインリンクもてぎ内のアクティブトレーニングパークもてぎなど全国7カ所のHonda交通安全センターに設置されている。

福祉車の知識者が在席するオレンジディーラー

 また、ホンダは「オレンジディーラー」と名付けられた福祉車両の専門知識を持つスタッフが常駐するディーラーの展開にも積極的だ。現在のオレンジディーラーにはマスター店、ベスト店の2種類があり、いずれも車いす駐車場やバリアフリー構造を持っている。

 マスター店には車いす仕様車2台/リフトアップシート車、助手席回転シート車各1台の展示・試乗車を配備、ベスト店には車いす仕様車の展示・試乗車を1台以上配備されている。
 マスター店は段差の無いエントランス、フロア、バリアフリートイレを備え、「サービス介助士」や「介助専門士」の資格取得スタッフが在籍している。2019年1月現在で全国にマスター店が79店舗、ベスト店が313店、合計392店ものオレンジディーラーが存在し、福祉車両を扱っている。

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