クルマ、バイク、そしてサイドカーが集うミーティング

　埼玉県秩父市および秩父郡小鹿野町にある秩父ミューズパークで、「234meet（ツースリーフォーミート）」というカスタム系ミーティング・イベントが開催された。

“234”はそのまま、タイヤの数を指すもので、2輪、3輪、4輪車、つまりジャンルレスでカスタムカーを集めようという主旨で開催となったイベント。主催は「VIP STYLE」誌の制作にかかわっている「ガスグラフィックス」に、秩父タウン誌「ちちぶマガジン」を発行している「キラジェンヌ」が後援という形でタッグを組み、新提案のイベントで秩父を盛り上げようというもの。今回、めでたく初開催となったのだ。

　関東はもちろん、関西などからも参加者があり、集結したカスタムカーは実に140台以上。また、開催地の秩父ミューズパークという、どこからもアクセスが良いとは必ずしも言えない開催場所であるにも関わらず、参加者以外にも多くの観客が集まる一大イベントとなった。

　もっと規模の小さなイベントや大きなイベントの一部を使用したカスタムカーイベントでは2輪と4輪を合わせた展示というのもないことはないが、なんといっても3輪車も同時に展示となるのは非常に珍しい。

　234meet会場にはトライクとサイドカーが並んでいたが、中でもサイドカーは、いわゆる誰もが思い浮かべるようなサイドカーはもちろん、国内外で行われているトップクラスのレーシングサイドカー、キャンピングカーのような側車を付けたバイクキャンパー、そして軍用サイドカーまでさまざまなタイプの車両が並び、多くの観客の関心を引いていた。

　終日好天に恵まれたこのイベントでは、参加者がそれぞれ投票を行うコンテストも開催。午後にはその表彰式が執り行われ、カテゴリーやメーカー別に非常にたくさんの賞が用意され、トロフィや盾が参加者に贈られた。

　また、この会場では、早くも第2回の開催も告知。2回目となる「234meet vol.2」は2019年8月31日（土）、今度は会場を栃木県にあるツインリンクもてぎに移しての開催となる。