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ダッシュボードに亀裂が入ってしまうことも! 夏の紫外線対策とは

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TEXT: 永田恵一  PHOTO: Auto Messe Web編集部

タダでできる対策もある

 夏本番を前に、クルマに乗っていると気になるのが紫外線(UV)による影響だ。紫外線は体の日焼けだけでなく、クルマのインテリアの色抜けや割れといった劣化の原因となり、極力防ぎたいものである。そこで予算別に紫外線対策を紹介する。

予算0円:日陰に駐車する

 駐車する際に日陰を選べれば、紫外線を防げる上に車内の温度上昇も抑えられ、一石二鳥だ。ただ、お店などの建物に近い日陰は通行するクルマが多くぶつけられやすいことがあったり、木に近い日陰は塗装にダメージを与える鳥糞や樹液に遭いやすいというリスクもあるので、そのあたりのバランスも考えながら駐車できる日陰を探して欲しい。

 

予算100円から:サンシェード

 100円ショップでも売っており、ガラスを内側から覆うサンシェードは紫外線対策に確実な効果がある。予算を1000円台に上げれば駐車中の車内の温度上昇を抑制する断熱効果のあるものや、デザインがオシャレなものも選べ、ドレスアップ効果も期待できる。こだわりのある人だったら5000円近い予算が必要になるが、フロントウインドウをキッチリ覆える車種専用品を選ぶのもいい。

 またサイドウインドウから入る紫外線も防ぎたい人は吸盤でガラスに貼るサイズの小さいサンシェードを加えると、効果はさらに高まる。ただし、走行時に運転席・助手席のサイドウインドウに装着は違反になるので要注意。

 

予算1500円から:UVカットスプレー

 フロントウインドウには使えないので、サイドウインドウと施工しやすいリアウインドウ用ということになるが、ガラスにスプレーしてスポンジで均一に塗るという手軽な作業で紫外線対策になるUVカットスプレーという方法もある。効果は2カ月ほど持続するという商品が多く、特に「夏場の紫外線を防ぎたい」という人なら試してみる価値はある。

予算5000円から:ウインドウフィルム

 ガラスにフィルムを貼るウインドウフィルムは、やはり紫外線対策や赤外線カット機能付きなら車内の温度上昇抑制に大きな効果がある。フロンドドアとフロントウインドウには透明なフィルムでないと違法になるが(可視光線透過率70%以上ならOK)、リアドア以降のガラスには黒などの色の濃いフィルムを貼るのも合法なので、クルマが引き締まって見えるうえにプライバシーも保護できるというメリットもある。

 ウインドウフィルムはネット通販などでそのクルマに合わせカットされたものがリアドア以降、フロントドア分それぞれ5000円くらいから販売されているので、手先の器用な人ならDIYしてみるのもいい。プロに頼む場合はコンパクトカーでもリア全面で3万円、フロント全面が4万円程度掛かるが、プロは良質なウインドウフィルム(ほとんどがUVカット率99%)を使い、高い技術力を備えていることを考えれば順当なところだろう。

予算8万円から:フロンドウインドウ交換

 これは飛び石などにより「止むを得ずフロントウインドウを交換するならついでに」というケースがほとんどとなると思うが、高いUVカット性能と断熱性能を持つフロントガラスに交換すれば、効果は絶大だ。例えば評価の高い旭硝子のクールベールという商品は軽自動車用で8万円前後するのだが、純正のフロントウインドウはプラス6000円といったところで、性能を考えれば納得できる価格だ。ガラス交換の際にはこういった社外品も選択肢に入れるといいだろう。

 このようにクルマの紫外線対策にはいくつかの方法がある。特に夏場は予算などに合わせて何らかの対策を行い、クルマをいたわってあげてほしい。

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