クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

ワークスチーム
share:

新型タント、DNGA採用1号車は高齢化社会を見据えて使い勝手向上

投稿日:

TEXT: 石田 徹  PHOTO: ダイハツ工業

 

乗り降りや室内移動のしやすさも向上

 もちろん、タントらしい「使い勝手のよさ」も健在。新型では、それを革新的な移動動線と圧倒的な使い勝手の良さを実現する「ミラクルウォークスルーパッケージ」に進化させた。また、タント最大の魅力かつアイデンティティとも言える軽自動車初のピラーインドア、ミラクルオープンドアは従来通りだ。

 

 新型は、これに加え、運転席を最大540mmスライドできるロングスライドシートを装備し、運転席と後席間や後ろのドアとの移動のしやすさを大幅に向上。停車時、運転席に座ったまま後席の子供の世話をしたり、後席の荷物を取ったりもできるようになった。

 また、半ドア時に全閉となる助手席ドアのイージークローザー、パワースライドドアのタッチ&ゴーロック機能、降車時にクルマに戻った際のパワースライドドアの自動オープンを予約できるウェルカムオープン機能も装備。いずれも軽自動車には初採用だ。他にも、ホールド感とフィット感、座り心地を向上したシートや、フルフラット化が可能な助手席などインテリアも大きく進化した。

 

 

押し出し感を増したフロントフェイス

 最後にエクステリア。今回も標準車のタントと、ドレッシーなタント・カスタムという2シリーズの基本ラインアップは踏襲するが、「素を磨いた」がキャッチコピーのタントでは、従来よりも押し出し感を増したフロントフェイスと、愛嬌のあるフルLEDヘッドランプが印象に残る。また、ボデイデザインは、連続したシームレスな面で洗練された塊を表現したと説明している。

 一方のカスタムは、「大人の感性に響く洗練と上質」がテーマ。逆台形と台形を重ね合わせたフロントフェイスは今ドキの明快で存在感あるスタイルを演出。フルLEDヘッドランプにはアダプティブドライビングビーム(ADB)、リアにはクリアクリスタルのLEDコンビネーションランプを採用している。

 ボディカラーは、新色3色を含む全9色を設定。新色のマスタードイエローマイカメタリックはハツラツとした元気あふれる色味で、同じく新色のアイスグリーンは往年の商用車ミゼットを彷彿とさせる明るく爽やかな色味だ。

 一方のカスタムには新色3色を含む全8色と2トーン3種を設定。新色のシャイニングパールホワイトはパールの粒子感で純白の輝きを、同じく新色のパールブラックは深みのある上質感を表現。2トーン選択時はサイドガーニッシュ装着が標準だ。

 

1234

 

 

 

 

 

 

ranking

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

ranking

AMW SPECIAL CONTENTS