キャンプ場以外の車中泊はNG? 冷たい視線を浴びずに泊まるケースとは

キャンプ場以外の車中泊はNG? 冷たい視線を浴びずに泊まるケースとは

無料&格安で探す安心の車中泊先

 キャンピングカーやミニバンなどでの車中泊を始めるきっかけとして「クルマに泊まれば宿泊費がタダになるから」という意見があります。しかし、キャンプ場(施設)に宿泊すれば、当然ながら宿泊費としてサイト使用料はかかります。

 それならホテルに泊まったほうがいいのでは……という声も聞こえてきそうですが、キャンプ場の宿泊費は、キャンピングカーサイトでおおよそ5000~7000円。4人家族ならひとりあたり2000円以下ですむので、ホテルに宿泊するほどの費用はかかりません。キャンプ場以外の車中泊はすべてNG

「でもせっかく車中泊をするのだから、もっと宿泊費を抑えたい」という人もいると思います。では、どのようにすれば宿泊費を節約できるのでしょうか。さまざまなケースで、そのメリットとデメリットを考えてみましょう。

 

長距離移動の仮眠に「サービスエリア」

 高速道路の「サービスエリア」は、車中泊をする人がよく利用する施設。もちろん利用料は無料です。しかし、サービスエリアは宿泊施設ではないので、宿泊費が無料というと語弊があります。正しくは仮眠のとれる駐車場となるので、長時間の睡眠(宿泊)はできません。キャンプ場以外の車中泊はすべてNG

 すなわち、目的地に到着する前に数時間の仮眠をとったり、車内で食事をとるなどはOKですが、長時間を過ごすのはタブー。駐車スペースや道路上にテーブルとチェアを出してくつろぐなどの行為は、マナー違反どころか道交法違反ともなりかねません。

 仮眠にしても、不特定多数の人が出入りする施設なので、人によってはクルマや人の足音で落ち着かないこともありますが、長距離ドライブの際にはうまく活用したい施設といえるでしょう。

 

旅先で仮眠をとるなら「道の駅」

 サービスエリアと並び、無料で仮眠がとれる場所として「道の駅」が知られています。24時間出入りができ、トイレも自由に使えることから、車中泊に利用する人もいます。キャンプ場以外の車中泊はすべてNG

 ですが、最近では駐車場でテーブルやチェアを広げたり、BBQをして騒ぐようなマナーの悪い人たちが増加。「車中泊禁止」を掲げる道の駅も増えてきました。こうなってしまうと、もともと”仮眠はOK”だった施設でも、”仮眠すらNG”となってしまう可能性があるわけです。

 もちろん車中泊禁止でなければ、車中泊は可能。ですがサービスエリアと同様、宿泊施設ではないので、あくまでも”仮眠の範囲”となります。営業時間に駐車スペースを占有し、施設利用者が駐車できなくなる、なんてことがないようにしなくてはいけません。

 また、こちらもサービスエリアのように、不特定多数が出入りする施設。決して安心して仮眠がとれるとは言い切れませんので、特に女性だけの仮眠は要注意といえるでしょう。

 

利用料がかからない「無料キャンプ場」

 最近注目を集めているのが「無料キャンプ場」です。文字通り、利用料のかからないキャンプ場、もしくはキャンプ可能なエリアです。なかには予約なしで利用できるところもあるので、気軽に車中泊を楽しめます。キャンプ場以外の車中泊はすべてNG

 ただし、近隣のキャンパーにはよく知られているスポットであることが多いので、週末は混雑することも。到着が遅れて、着いたころにはすでに満杯なんてこともあるので、出かける際は注意しましょう。

 またキャンプ場といっても無料の施設なので、必ずしも水道や売店などの設備が充実しているわけではありません。あらかじめ準備はしておいた方がいいでしょう。

 

格安で安心して車中泊できる「RVパーク」

 無料ではないですが、リーズナブルな価格で車中泊できる施設があります。それが、日本RV協会が推進する「RVパーク」。道の駅や日帰り温泉施設、ホテルなどの駐車場を車中泊スペースとして開放した施設です。キャンプ場以外の車中泊はすべてNG

 車中泊のために作られているので、BBQなどのキャンプ行為はできませんが、ほとんどのRVパークは予約不要で利用可能。さらに24時間トイレが使用でき、100V電源やゴミ処理サービスなども受けられます。

 利用料は、安いところで1泊500円ほど、平均的には2000円前後で宿泊できます。サービスエリアや道の駅での車中泊と違って後ろめたさはないですし、1週間程度の滞在が可能なので、気兼ねなく車中泊を楽しむことができるワケです。

 さまざまなケースに応じた車中泊のスタイルがあるので、自分の旅のスタイルにあった車中泊を楽しんでみましょう。


画像ギャラリー