ランボルギーニの旧車コンテストに名車集結、初の市販車「350GT」が栄光に輝く

ランボルギーニの旧車コンテストに名車集結、初の市販車「350GT」が栄光に輝く

伝説のスーパーカー36台が集結

 9月19日から21日の3日間、一般オーナーが所有するランボルギーニのヘリテージカーをコンテストするイベント「第2回”ランボルギーニ&デザイン” コンコルソ・デレガンツァ(コンクール・デレガンス)」がイタリアにて開催。

 1964年から1991年まで生産されたランボルギーニ36台が集結し、最も貴重な1台として1964年型のランボルギーニ350GTが選ばれた。

ランボルギーニがイタリアで開催した旧車コンテストに1964年型350GTが選ばれた

 イベントは、ランボルギーニのヘリテージカー修理などを手掛けるポロストリコが主催したもの。ただの旧車コンテストでないところは、ドライブイベントである点だ。歴代名車を所有するオーナーたちが自慢の愛車に乗り、イタリアのヴェネツィアからトリエステまでの約200kmを走行するというもの。

 その後、参加車両の中から貴重かつ歴史的なクルマが選ばれるというもので、車体の状態がいいだけでなく、きちんと“走る”ことも評価の対象となる。

ランボルギーニがイタリアで開催した旧車コンテストに1964年型350GTが選ばれた

 ナンバーワンに選ばれた1994年式の350GTは、スイスのコレクターが所有する車両。細心の注意を払って復元されただけではなく、シャシーナンバー”#102″という、ランボルギーニが個人向けに販売した最初のクルマ。まさに歴史的な1台なのである。

 ランボルギーニ初の市販車という意味でも貴重な350GT。270psを発生する3.5リッターV12エンジンをフロントに搭載し、後輪で駆動するFRレイアウトを採用。「すべての面でフェラーリを超える」ことを目指して開発されたと言われ、後の400GT~エスパーダ/ハラマへとつながるランボルギーニ製GTカーの元祖となったモデルだ。

ランボルギーニがイタリアで開催した旧車コンテストに1964年型350GTが選ばれた

 今回のイベントでは、ほかにも貴重なクルマが多数参加、さまざまな賞を受賞している。表彰車両は以下の通り。

【クラス受賞車】
●クラスA “Front Engine Dawn”: 1964年ランボルギーニ350GT(シャシーナンバー#102)
●クラスB “Rear Engine Revolution”: 1971年ランボルギーニ・ミウラ P400S (シャシーナンバー#4863)
●クラスC “Longitudinale Posteriore”: 1974年ランボルギーニ・カウンタック“ウォルター・ウルフ” (シャシーナンバー#1120002)
●クラスD “Towards the future”: 1999年ランボルギーニ・ディアブロSV (シャシーナンバー#ZA9DE21A0XLA12178)
●クラスE “Modern Dreams”: 2016年ランボルギーニ・チェンテナリオ・プロトタイプ (シャシーナンバー #ZHWEC1478CLA00058)
●クラスF “New Frontiers”: 1987年ランボルギーニLM002 (シャシーナンバー#ZA9L00000HLA12065)

【特別賞】
●Lamborghini Preservation car: 1990年ランボルギーニ・カウンタック25th アニバーサリー(シャシーナンバー#ZA9C005A0KLA12029)……保存状態が良好
●Lamborghini Movie Star:1968年ランボルギーニ・ミウラP400 (シャシーナンバー#3586)……1969年の映画「イタリアンジョブ」に登場(邦題「ミニミニ大作戦」)
●Longest Journey: 1974年ランボルギーニ・ウラッコP250S (シャシーナンバー#15416)……このイベントでもっとも走行距離の長かったクルマ。1278km走行
●Longest Ownership:1969年ランボルギーニ・イスレロS (シャシーナンバー#6543)……同じオーナーが40年間所有
●Lamborghini Milestone: 1974年ランボルギーニ・カウンタック“ウォルター・ウルフ” (シャシーナンバー#1120002)……ランボルギーニの歴史上重要な1台


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