キャタピラから脱着式操作器具まで、アウトドアやクルマ共有の楽しみを与える福祉機器 (2/2ページ)

電動アームで車いすをコンパクト収納

 50歳以上の人が持つイメージは”ベンツ=ヤナセ”だろう。接客にいい印象を持つ人が多く「次のベンツもヤナセで買う」と思っている顧客や高齢者は増えているはずだ。

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 高齢者ユーザーが増えるとこれまでとは違うニーズも出てくる。そう、運転補助の器具付きや車いす利用者でも乗れるクルマが必要とされるのだ。ヤナセは関連会社である「ヤナセオートシステムズ」においてヤナセが扱うベンツ(それ以外も)を福祉車両へ架装するサービスを開始した。

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 ここで紹介するのはイスラエルの福祉機器企業が製作した「TMN R11ロボット」という車いす収納用の電動ロボットアーム。見てのとおりワゴンのトランクに車いすを収納することが可能だ。

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 これまで車いすを収納できる機能を持つクルマは全高が高くなることが多く、駐車スペースを選んだり、走行性がスポイルされたりしたが「TMN R11ロボット」ではそれもない。ベンツの走りが好きで乗り続けている人にも妥協やガマンをさせないものである。

 なお「TMN R11ロボット」の取り付けは横浜の港北にあるヤナセオートシステムズで行なうので、架装を希望するユーザーはいつも世話をしてくれる営業マンに依頼すればいい、とシンプル。また、駐車環境に合わせてアームの可動域を調整する必要があるものの、その際の現地調査もヤナセオートシステムズの担当者がやってくれるので、架装すべてが「いつものヤナセ」で済む。この取り組みに関しても顧客に対して大きな安心感を与えることになるだろう。