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子どもが「迷子」にならないために! 筆者のキャンプ”ヒヤリ・ハット”実体験と対策グッズ

投稿日:

TEXT: 内舘綾子  PHOTO: 内舘綾子/Auto Messe Web編集部

100円ショップで購入できる迷子対策グッズ

 2019年は、キャンプ場で子供が行方不明になる報道が続き、同じ小さな子供を持つ親としてとても心が痛みました。2020年にはそんな事件がないように祈るばかりです。そこで、筆者が実際に使っている迷子の予防や“まさかの時”に備えたグッズをご紹介。冬はもちろん、春の子連れキャンプに備えてクルマに常備してみてはいかがでしょうか。

 後半は、実際にあった「ヒヤリ」体験と、それに基づいて行っている「迷子」対策法もご紹介します。

迷子に備えたおすすめグッズ

【ホイッスル】

 100円ショップでも手に入る笛「ホイッスル」。万が一はぐれてしまった時に、子供が吹けるように事前に練習しておくことも大切です。 首から下げるものが一般的ですが、ひっかかって事故につながる可能性もあります。カラビナなどでズボンにつけておくと安心でしょう。

 

【 鈴 】

 「鈴」も100円ショップで入手可能。靴やズボン、手首などに着けておけば、どこにいるか音で確認することができます。ホイッスルを吹くのが難しい小さい子供には、鈴を持参させるといいでしょう。

 

【ケミカルライトや光るおもちゃ】

 お祭りやライブなどでお馴染みの「ケミカルライト」。真ん中部分を折り曲げると、中の化学物質が反応して光るスティックです。スティックでなくても、身につけられて光れば、おもちゃでもOKです。

 いずれも100円ショップで手に入り、子供が喜んで身につけてくれるアイテム。真っ暗闇のキャンプ場ではぐれた時に、光らせるように教えておけば、まさかの時に子供がどこにいるのか光で確認できます。 意外なモノが非常に役立つんですよ。

 

実際のヒヤリ体験1

【グループキャンプで子供が全員どこかに!】

 ここからは、筆者が実際に体験した幾つかの「子供の迷子」事件と、それらによって考えた対策法をご紹介。

 まず、最初は大人8人、子供5人の4家族でグループキャンプへ行った時のこと。キャンプ場に到着後、どの家族も設営にとりかかり、子供たちは大人の目が届くところで遊んでいました。

 ですが、つい設営に夢中に「あれ? 子供たちの声聞こえなくなった」と気付いた頃には、もう誰もいなくなっていたのです。

 他の家族も「あれ、どこに行った?」と慌てだし周囲を見渡すと、坂の下の方に見覚えのある服を着た子どもたちと、ママが1人ついてくれていました。この一件以後、我が家で気を付けている対策法は次の通りです。

●子どもから絶対に目を離さない

●その場を離れるときは必ず家族や仲間に声をかける

●なるべく目立つ色の服を着せる

●視界が良く、ひらけたキャンプ場やサイトを選ぶ

 基本的なことばかりですが、ほんの一瞬が命とりだということを、再認識した出来事でした。

 

実際のヒヤリ体験2

【朝方にテントが開き見てみると…暗闇の中に娘が! 】

 とあるキャンプの夜、一緒に来ていたお友達の「◯◯ちゃんと同じテントで寝たい」と言い出した私の娘。お友達の家族がOKしてくれたので、その日娘は私たちと別のテントで寝ました。

 ところが、まだ日が上がる前の午前4時頃、急に我が家のテントのチャックが外側から開き始めたのです。入ってきたのは目に涙をいっぱい溜め込んだ私の娘。どうしたのかと聞くと「寂しくなってしまった」とのこと。

 この時、娘は首にかけるタイプのLEDライトを着けていたため、その光で薄暗いサイトの中、私たち家族のテントを見つけて入ってきたそうです。その時、ぞっとしたのは、もし首にLEDライトを着けていなかったら、遭難してもおかしくないほどキャンプ場が暗かったこと。

 この出来事以来、複数の家族でキャンプに行く時でも、必ず「子供は家族のテントで寝る」ルールにしました。そして、そのことは一緒に行く仲間にも伝えています。

 いかがでしたか? 楽しいはずのキャンプで、子供が迷子にならないように対策するための参考にしてください。

 

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