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ダンパー減衰力を4輪独立で精密電子制御!ダイハツ・タントの乗り味を大改善【大阪オートメッセ2020】

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: 深田昌之、清水良太郎

業界初の減衰力オート調整式サスキットを発売

 大阪市インテックス大阪にて、2月14日から16日まで開催されている西日本最大級のカー&カスタマイズモーターショー「大阪オートメッセ2020」にチューニングメーカー「BLITZ(ブリッツ)」が、カスタマイズカー雑誌Kスタイルとコラボレーションしてブースを出展。同社の新作パーツを装着したダイハツ・タントを展示している。

 4号館にある軽自動車カスタマイズ雑誌「Kスタイル」とコラボレーションしたブースには、新型ダイハツ・タントのデモカーを展示した。注目は、なんといっても1月に発売を開始したばかりの車高調整式サスペンションキット「ダンパーZZ‐RスペックDSCプラス」だ。もちろん、このタントにも装着されている。

「ダンパーZZ‐RスペックDSCプラス」は、走行状況に合わせ、4輪独立でダンパーの減衰力を最適化することで、乗り心地はもちろん、ハンドリング性能も向上するという優れもの。従来モデルのスペックDSCでも同じように減衰力を制御していたが、検知しているのは車速のみ。スペックDSCプラスはGセンサーを追加したことで、より精密な減衰力制御が可能となったわけだ。ちなみに、オプションのGPSセンサーキットを使えば、面倒な車速センサーへの配線接続は必要なくなるのも、このスペックDSCプラスへ進化ポイントの一つと言えるだろう。

 減衰力の調整は、ダンパー上部のステッピングモーターで行う。最大で96段階の減衰力調整が可能で、左右同時、4輪独立での電動(モーター)制御に加えて、加減速G・旋回Gをもとに、あらかじめ設定した減衰力に自動調整するという新機能も搭載。「Gの大きいコーナーでは減衰力を高めてロール感を抑制する」といった細やかなセッティングも自在となる。

 このような細かい制御がするメリットは、路面の変化や乗車人数の変化があっても、難しい知識が不要で減衰力調整をフル活用できること。しかも、Gセンサーの情報やBLITZ独自のアルゴリズムから車両の姿勢を常に保とうと自動で減衰力を切り替える、業界初となる「フルオート」モードを搭載。車内に設置されたモニターには、4輪それぞれの減衰力が表示されるのもオモシロイところだ。

 大阪オートメッセのブースには、減衰力を調整するステッピングモーターが動く様子を見られるデモ機を用意。Gセンサーを内蔵したスペックDSCプラスのユニットを手で傾けると、4つのモーターが独立して動作しているのがわかる。

タントをスポーティに仕上げるエアロと電子系パーツ

 ちなみにタントに装着されているフロントリップスポイラーとリヤアンダースポイラーは1月に発表し、現在製品化に向けて開発中という新作。純正バンパーに被せるタイプで、フロントは中央部をブラックにすることで引き締まったイメージになっている。

 自然な仕上がりゆえ、さり気なくスタイリッシュなフォルムに変身させる。しかし、リヤアンダースポイラーは同社のセンター出しマフラー「ニュルスペック・カスタムエディション」を装着することを前提にデザイン。2本だしマフラーとの組み合わせで、リヤアンダーまわりがスパルタンに変身する。

 中央をブラックに塗り分けしてるので、ディフューザー風なシルエットとなり、精悍なリヤスタイルを実現する。

 このほか電子系パーツを得意とするBLITZらしく、アクセルレスポンスの向上とエコ運転を両立する「スロコン」のほか、ターボモデル用のブーストアップ装置「パワコン」など、この2つをセットにした「パワスロ」と、タントをパワフルかつスポーティにするポン付けアイテムをブース内で展示している。

 ちなみに展示するタントのデモカーはパワスロを搭載。ターボの過給圧をアップさせ、その制御ユニットはエンジンルームの中に設置されている。実物を見るとこんなにコンパクトなのか、と思うことだろう。

 ターボ車のエンジンを守るため、タービンから逆流した空気を戻さず、外へ逃がすのが「スーパーサウンドブローオフバルブBR」も装着。エアクリーナーは、純正より吸気性が高く、ドレスアップ効果も期待できる「コアタイプエアクリーナー」に変更している。

 このようなBLITZの各アイテムを装着すれば、ファミリー向けという印象が強いトール系ワゴンのタントがスポーティかつ上質な乗り味にすることができるわけだ。ぜひ、大阪オートメッセの4号館にあるブースでチェックしてほしい。

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