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スポーツ用品ブランド「ミズノ」がモータースポーツ参入! ワークウェアに取り入れたオシャレで機能的な要素とは

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

モータースポーツやクルマに関わる現場でも活躍

 「ミズノ(MIZUNO)」といえば野球やサッカーをはじめとしたスポーツ、またアウトドアのウェアでも世界的な知名度を誇るブランドだ。近年は”ワークウェア”にも注力しており、SUPER GTといったモータースポーツの現場で見かける機会が増えている。その人気の秘密は、優れた機能性と高いファッション性の両立にあった。

 世界のプロスポーツで活躍するアスリートをサポートし、彼らの声を活かし高機能なウェアを開発するミズノ。そのフィールドで培った豊富なノウハウを活かし、4年前にシューズからワークウェア業界に参入。続いてジャケット/パンツ/グローブと続き、モータースポーツの現場でも着々とファンを獲得している。 ワークウェアに求められる性能といえば、動きやすさを含めた快適性や作業性だ。象徴といえるのが『テックシールドジャケット』に採用している、”ダイナミックモーションフィット”と呼ぶ技術。作業時にもっとも可動する肩甲骨まわりの動きやすさ追求し、まるで肌と一体化したようなフィット感を味わえる。さらに防風性を高めたり袖口に調整タブを設けるといった配慮、胸と左腕の2カ所にあるペン差しや暗闇で光に反射する再帰反射プリントなど、サーキットやガレージで働くメカニックの要求をすべて満たす設計だ。

 そして、シューズも数多くのモデルをラインアップしており、仕事の内容や環境に応じて最適な1足を選ぶことが可能。動きやすさと疲れにくさから軽量化にもこだわり、人気モデルのひとつ『オールマイティLS』は、ローカットモデルで片側が約335g(26cmの場合)、ミッドカットでも同サイズの片側で約390gという、手に持つとビックリするほどの軽さを実現した。また、グローブもニーズに合わせ複数のモデルを用意。つかみやすさや吸湿発熱、耐衝撃やマルチユースなど様々な特徴を有するモデルがあるため、業務の内容で好みのタイプを選べるのが嬉しい。 もうひとつの大きな魅力が高いファッション性だろう。従来のワークウェアは機能性に特化し、デザインは妥協を余儀なくされることが多かった。ミズノがサポートする一流のプロスポーツ選手たちは、当然ながら競技中を含めたビジュアル面への要求も高く、それらを反映して「ワークウェアもカッコよくあるべき」という考えに基づいたデザインがなされている。

 特に顕著なのがシューズで、機能性をスポイルせずスタイリッシュな形状にし、かつカラーもワークシューズとは思えないポップさを追求。通勤時と仕事中を同じシューズで過ごせる高いファッション性により、荷物が減らせると共に、オンとオフでシューズの感覚が同一などといった、数多くのメリットを生み出している 自動車のカスタマイズショー「大阪オートメッセ2020」にブースを出展したミズノ。主要なアイテムを実際に触れることのできる貴重な機会とあり、大勢のクルマ好きが足を運んでいた。今後、モータースポーツ界でのシェアをさらに広げるであろうミズノのワークウェア群。自動車整備の現場や愛車のDIY作業など、幅広いクルマ好きをサポートしてくれるだろう。

 

【テックシールド】
 防風性と快適が着心地が特長の『テックシールド』は、ジャケットの他にベストとパンツを用意する。カラーとサイズの設定も豊富。

 

【エアリージャケット】
 別売りのファンとバッテリーを組み合わせて使う『エアリージャケット』は、熱中症などの予防にバツグンの効果を発揮するアイテムだ。空気の流れもシッカリと計算され、通気性が高いのに膨らみにくいのも大きな魅力。

【TDシリーズ】(シューズ)
 シューズのラインナップは驚くほど多く、いずれも個性が分かれており面白い。『TDシリーズ』に採用されている巻き上げタイプの踵は、ドライビングシューズでよく見る形状だ。

 

【オールマイティLS】(シューズ)
 軽さが武器の『オールマイティLS』シリーズだけでも、ローカット/ミッドカット/着脱がイージーな2本ベルトの3タイプがある。

 

【オールマイティHW】(シューズ)
 2020年の3月20日から発売の『オールマイティHW』は、硬さの異なる2層のフォームを波型に重ねる、独自のテクノロジーを採用。滑りにくさとクッション性が魅力のニューアイテムだ。

 

【ワーククラブ】 
 グローブは吸湿発熱/耐衝撃/ガチピタ(フィッティング)/マルチユースの4アイテムを展示。素材や構造がそれぞれ異なっている。

 

【ニーパッド】
 ニーパッドは膝を地面につけて動く、野球のキャッチャー用をベースにワークウェア用として誕生。シェル付きのハードタイプとソフトタイプがある。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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