電動車両の事故対応に新しい提案、急激な発火や爆発のリスクを最小化するボディカバー

電動車両の事故対応に新しい提案、急激な発火や爆発のリスクを最小化するボディカバー

リチウムイオンバッテリーによる延焼を防止

 東京ビッグサイトの青海展示棟で開催となった「スマートエネルギーWeek 2020」を構成する展示会のひとつ「第11回[国際]二次電池展 ~バッテリー ジャパン~」に、リチウムイオンバッテリー用の延焼防止装置を取り扱う湘南貿易が、ドイツGELKOH社の『LiBa RESCUE(リーバ・レスキュー)』を持ち込み展示した。

湘南貿易が「スマートエネルギーWeek 2020」で展示したGELKOH社の『LiBa RESCUE(リーバ・レスキュー)』 ブースでは、「LiBA BOX」という、損傷したリチウムイオンバッテリーの火災探知・消火機能搭載の輸送・保管用容器も展示していたが、リーバ・レスキューも同様にリチウムイオンバッテリー用の延焼防止装置のひとつとなる。

湘南貿易が「スマートエネルギーWeek 2020」で展示したGELKOH社の『LiBa RESCUE(リーバ・レスキュー)』 同社が展開している「リーバ・バッグ」という同じ保管用梱包材の技術を応用したもの。布状のもので丸ごと車両を包み込むようにして使用する。布自体は柔らかく、家具の梱包に使われている養生クッションのようなもの。これで空気を遮断することで、急激な発火や爆発のリスクを最小化し、さらにフッ化水素ガスの流出も抑制できるそうだ。

湘南貿易が「スマートエネルギーWeek 2020」で展示したGELKOH社の『LiBa RESCUE(リーバ・レスキュー)』 ピュアな電気自動車はもちろん、ハイブリッド車など大容量のバッテリーを搭載した車両はしっかりと安全対策が取られているものの、事故などを起こしてしまうと大きなエネルギー量を持つリチウムイオンバッテリーは若干厄介なものとなってしまう。もちろん電源をシャットダウンしたとしても、しばらく放置した際に出火したりすることがあるという。

 事故を起こした際の安全な隔離、さらには輸送、そして事故検証や保険査定などのための保管をより安全に行うためのこのアイテム。EVといった電動車が増えている今、需要が高まりそうだ。


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