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プロが教える!車中泊に必要なクルマの条件とオススメモデルとは

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: 青山尚暉、Auto Messe Web編集部

人気のSUVは車中泊を想定していない

 アウトドア派に絶大な支持を得ているのがSUV、クロスオーバーSUVだ。4WD(AWD)であれば、余裕ある最低地上高とともに、一歩先まで踏み込め、湖畔の悪路や、絶景のアウトドアスポットに続く獣道も安心して走ることができる。

 現在のSUVはハイブリッド車も多く、重たくて燃費が悪いクルマとは一言では言えなくなったのも事実。トヨタRAV4のように、SUVユーザーの実際の使い方を踏まえ、後席よりもラゲッジのスペースをより重視したパッケージングも、アウトドア派には、かさばるキャンプ用品やスポーツ用品の積載に、大きなメリットをもたらしてくれる。 しかし、アウトドアでも「車中泊対応」となるとハナシは別。意外に思えるかもしれないが、多くのSUVが車中泊に向いているとは言えないからだ。そもそも多くのSUVは、走破性こそ重視しているものの、フルフラットアレンジなどは二の次で、車中泊を想定していない作りだったりするのである。

 では、どんなクルマが車中泊に向いているのか?  

後席からラゲッジスペースまでがフラットになればOK

 基本的には後席~ラゲッジスペースがフラットになること。多少の凸凹があっても、普段は丸めてコンパクトに収納できるマットレスなどを敷くことで、ほぼ解消できる。

 そして、そのスペースをベッドとして利用するには”身長分の長さ”、2人で横になるのであれば”2人分の横幅”が必要。家庭用のベッド、マットレスの寸法は、なんとか2人で寝られるシングルサイズで幅97cm、長さ197cmぐらいとされている。セミダブルの幅は120cmだが、そこまで車内に望むのは贅沢すぎるだろう。

 実際に車内で寝てみると気付くことだが、フラットスペース、ベッドスペースを確保できても、アウトドア用品の荷物の置き場に困ることがある。前後席のフロア(足元)を利用するのもいいが、後席とラゲッジスペースをフラット化するために、ラゲッジルームを上下2段に分けられるボードがが備わっていると便利だ(車中泊の場合は上段を利用)。

 つまり、下写真のようにラゲッジスペースのボード下段を荷物スペースとして使えるからである。

 それでは、次のページで車中泊にオススメのモデルを紹介しよう。

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