「盗電」「トイレで炊飯」「駐車場でBBQ」! 車中泊ブームで衝撃のマナー違反が横行

「盗電」「トイレで炊飯」「駐車場でBBQ」! 車中泊ブームで衝撃のマナー違反が横行

目を疑うようなマナー違反が続出

 新型コロナウイルスの緊急事態宣言による自粛で、春がきて桜の季節になっても、新緑の爽やかな季節になっても出かけられず、大型連休のGWも悲しいGW(ガマンウィーク)になってしまいました。なかには自粛要請の時期にもかかわらず不要不急のレジャーに出かけ、流行のキャンプやアウトドア施設などでは「やりたい放題のバッドマナー三昧」という困った人たちもいたようですが…。

 現在、緊急事態宣言は解除されましたが、同時に“やれそれ”と堰を切ったようにドドッと出かけると、その勢いに抑えが効かず、マナーの乱れも怒涛の如くとなりそうです。

 ここではいま人気の車中泊を行なう上で知っておきたい基本的なマナーとルールを紹介したいと思います。人間性を疑われるようなバカモノにならないために、もしくは知らないうちに違反者となってしまわないためにもしっかりと心に留めて、新型コロナウイルスに備えつつクルマ旅を楽しみましょう。クルマ旅を楽しむ前に知っておきたい車中泊マナーとルール

車中泊をする場所について

 車でピュ〜ッと行って車の中で寝れば、リーズナブルで自由気ままなクルマ旅ができてしまうので、SA/PAや道の駅で車中泊をする人が増えています。キャンピングカーだけでなく、普通車にマットを持ち込んでのクルマ旅も劇的に増えました。

 でもご存知ですか? 道の駅は基本「仮眠・休息」の場所でお泊りは出来ません。しかし長距離トラックの運転手さんが仮眠するので「寝ちゃダメ!」とも言えず、かといって「車中泊OKよ!」とも言えない中途半端な位置づけ。だからバッドマナーが蔓延してしまうのでしょう。クルマ旅を楽しむ前に知っておきたい車中泊マナーとルール

 これは高速道路のSA/PAも同じこと。だから「このままだと眠くて死んじゃう(運転無理)!」というような時に仮眠するのは、事故防止の為にやむを得ないかもしれませんが、キャンプ場と勘違いしてガッツリと一晩泊まってしまうとか、海沿いの道の駅で「魚がよく釣れるから連泊!」なんてもってのほかです。駐車場に堂々とテントを設営している輩もいますが、これは轢き潰されても自業自得です。クルマ旅を楽しむ前に知っておきたい車中泊マナーとルール

騒音についてのマナー

 ちゃんと車中泊できる場所だとしても、「何も気にせずおやすみなさい」と訳にはいかない場合があります。騒音問題です。

 居住区用のサブバッテリーがあり、エンジンをかけなくても照明やヒーターが使えるキャンピングカーと違って、普通車はどうしてもエンジンをかけっぱなしのアイドリング状態になることがあります。しかしこれが一晩中となると騒がしいし、エコにも反します。クルマ旅を楽しむ前に知っておきたい車中泊マナーとルール

 そしてエンジン音よりもウザいのが宴会騒音。旅行ということでテンションが上がり、お酒が入ると声がデカくなるのも仕方がないかもしれませんが、夜遅くまでは迷惑です。「宴会は草木眠るまで…」ではなく、きっちり消灯時間をまもりましょう。

 意外と気になるのは「おしゃべり」で、こしょこしょ喋るのも気になります。「そうなのよ! その人ったら〇〇で…」と、急に小声になると返って気になって眠れません。自分たちだけではない状況ではまわりの人にも気を遣いましょう。クルマ旅を楽しむ前に知っておきたい車中泊マナーとルール

有り得ないマナー

 綺麗に整備された芝生エリアのある道の駅やSA/PAなどでテントを設営している輩がいますが、宇宙の果てまでぶっ飛ばしたくなりますね。そもそも道の駅やSA/PAをまるでキャンプ場のように使う事自体が大間違い。駐車場でテーブルを出してBBQをしている輩もいますが、肉が食べ頃になる直前にテーブルをひっくり返してやりたくなります。クルマ旅を楽しむ前に知っておきたい車中泊マナーとルール

 火災予防条例第23条において、“不特定多数の人が出入りする場所”での火気の使用などを規制しており、駐車場もこれに含まれますから、こんなところでのBBQは立派な違反です。

 洗面所を炊事場と勘違いしている輩もいます。辺りには食材の切れっ端が散乱し、異臭を放っている時は、もう人生イヤになります。食材だけでなく、ワンちゃんを洗っている輩も多いらしく、悲痛な禁止注意書きを見ることもあります。クルマ旅を楽しむ前に知っておきたい車中泊マナーとルール

 ゴミ問題も深刻です。SA/PAはゴミの持込禁止。多くの道の駅ではゴミ箱自体が撤収されています。しかし誰かが1つゴミ袋を放置すると、そこがゴミ捨て場と思うのか(?)、人が捨てているから自分も良いと思うのか、時が経つにつれそこがゴミの山になってしまう事もあります。それらのゴミは、捨てた輩の車に全部詰め込んでやりたくなります。クルマ旅を楽しむ前に知っておきたい車中泊マナーとルール

マナー違反? もはや犯罪

 なかにはバッドマナーどころか、もはや犯罪と言ってもいいほど「酷い」「人間として恥ずかしい」「外道」な行為もあります。

 例えば「盗電」。道の駅やSA/PAには自動販売機用や清掃用のコンセントがありますが、ここから電気を盗む輩がいます。いまはスマホが無いと生きていけない人が多いので、その充電をしているのです。「ちょっとだけなら」と言う人がいますが、立派な窃盗です。クルマ旅を楽しむ前に知っておきたい車中泊マナーとルール

 SAかPAか忘れましたがある日トイレに行くと、いつものトイレの臭いに加え、どこかで嗅いだ事のある香りが微妙に混ざった臭いがしました。なんとトイレで盗電してご飯を炊いていた輩がいたのです。炊きたてのご飯に汚水を入れてやろうかと思いました。クルマ旅を楽しむ前に知っておきたい車中泊マナーとルール

 さらに酷いのはトイレットペーパーを丸ごとトイレに突っ込む輩がいる事です。これは悪ふざけではすみません。コロナ騒動下ではトイレットペーパー泥棒も出没しましたが、このイタズラはトイレが使えなくなれば多くの方が迷惑しますし、修理費用もバカになりません。これは人間としても恥ずかしい外道のする事です。クルマ旅を楽しむ前に知っておきたい車中泊マナーとルール

伝わらないマナー

 バッドマナーの深刻な状況に関係機関ではマナー厳守への呼びかけをしていますが、問題はそれが伝わるかどうかです。バッドマナーをする人には大きく3つのタイプがいると思います。

 まずタイプ1、バッドマナーだと知らない人。「道の駅は車中泊OKだと思っていた」とか「悪い事だとは思わなかった」という人です。

 次にタイプ2、薄々知っていたけど他の人もやっているから…という人。“赤信号みんなで渡れば怖くない”という優柔不断なタイプです。

 最後にタイプ3、悪いと思っていない。むしろやっても問題ないと思っている人。つまり確信犯です。じつは一番どうしようもないのはこの最後のタイプです。何を言われても馬耳東風。やっているバッドマナーもハンパない事も多い。マナー啓蒙はタイプ1やタイプ2の人には伝わるかもしれませんが、一番問題のタイプ3の人たちにはいくら啓蒙しても伝わらず、全く効果が無い訳です。このタイプ3の人自体を、生ゴミとして処分したくらいです。クルマ旅を楽しむ前に知っておきたい車中泊マナーとルール

 違反者が続出しているようでは、せっかく自粛解除となっても神様が怒って天罰が下るでしょう。新型コロナウイルス第二波に感染するかもしれません。そうならないためにも、クルマ旅を楽しむ前に基本的は車中泊マナーとルールは知っておきたいですね。

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