クルマは「見た目」良ければすべて良し! アゲたりサゲたりハの字にしたりと「ドレスアップ」のディープすぎる世界 (1/3ページ)

クルマは「見た目」良ければすべて良し! アゲたりサゲたりハの字にしたりと「ドレスアップ」のディープすぎる世界

クルマの見た目をかっこよくするカスタム

 よく「クルマをドレスアップする」というが、これはクルマをカスタムすることを意味する。カスタムに詳しくない人にとっては、「クルマを着飾るってどういうこと?」と思うだろうが、カーカスタムの業界では普通に使っている、いわば業界用語のひとつだ。

 では、具体的にクルマをどうカスタムすることを“ドレスアップ”というのだろう。

大きく分けてジャンルは2つ

 まず、日本で人気があるクルマのカスタムには、大きく分けて「チューニング系」と「ドレスアップ系」と呼ばれる2つのジャンルがある。

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チューニング・カスタム車画像はこちら

 チューニング系とは、エンジンや足まわりなどに手を加え、サーキットなどでスピードを楽しんだりするために行うカスタムのことだ。また、空力効果が高いエアロパーツなどで外装を改造したり、グリップ力が高いタイヤ、軽量のホイールに変更するなど、様々な手法がある。チューニングされたエンジン画像はこちら

 一方、ドレスアップ系とは、主にクルマをかっこよくするために行うカスタムだ。やはり外装にエアロパーツを装着したり、タイヤやホイールを変更、内装をよりオシャレな仕様にするなど、こちらも様々なパーツや手法がある。クルマのドレスアップとは主に外装、内装を見た目にもオシャレにすることを言う画像はこちら

 両者の違いは、チューニング系がどちらかといえば「機能を重視する」のに対し、ドレスアップ系は比較的「見た目を重視する」傾向にあることだ。

 だからといって、チューング系のパーツやクルマがかっこ悪いわけではない。機能美を追求したものも多く、最も求められるのは「速くてかっこいい」クルマだ。また、一般公道を走るクルマの場合は、当然ながら違法にならない範囲内の改造であったり、車検にパスできることも必須となる。

 対するドレスアップ系も、走行性能や安全性に支障がないことが前提だから、ただ見た目がいいだけのパーツやカスタムではお話しにならない。違法改造や車検に関しても同様だ。

 そういった意味では、どちらも求める要素や目的こそ違えど、実用性などがうまくバランスしているパーツや手法が必要となってくる。

手法にはどんなものがあるか?

 具体的に、ドレスアップ系の手法にはどんなものがあるか。それこそ多種多様のものがあるが、最も手軽にできることのひとつがホイールの交換だ。

 ホイールは、クルマのスタイル、特に足元に大きく影響を与えるパーツだ。それだけに、ドレスアップ系のホイールには様々なデザインがある。例えば、5本スポークでスポーティさを演出したり、ディッシュタイプのようにディスク面を1枚の皿のような形状にすることでホイールを大きく見せるなど、ノーマルから変更するだけでイメージがガラリと変わるものも多い。ホイール交換のドレスアップ画像はこちら

 また、ホイールの存在感やインパクトを増すために、外径を純正サイズより大きくするインチアップも人気だ。だが、ハンドルを切ったときにフロントフェンダーにタイヤが当たると走れないため、大径化にも限界があるので念のため。ホイールインチアップ画像はこちら

 さらに、ホイール変更と合わせて車高を変える手法もあるが、セダンやミニバン、軽自動車など、一般的に人気があるのは下げること(ローダウンという)。そのために、サスペンションには、全長を変えることで車高を下げる「車高調」を使ったり、ユニット内の空気量で高さを調整する「エアサスペンション」、油圧制御の「ハイドロリクス」などが用いられる。クルマのドレスアップとは主に外装、内装を見た目にもオシャレにすることを言う画像はこちら 一方、ジムニーなどをベースとするオフロード系カスタムの場合は、悪路走破性の向上とワイルドな印象を持たせるため、逆に車高を上げる(リフトアップという)方が好まれる傾向だ。こちらの場合も、主にサスペンションを変更するのが主流で、全長を長くするタイプなどが用いられる。ただし、あまり上げすぎるとブレーキホースを延長するなど、より大がかりな加工が必要となる。クルマのドレスアップとは主に外装、内装を見た目にもオシャレにすることを言う画像はこちら

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