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ブームで「ソロキャン」のはずが「グルキャン」感全開の悩み! 解決策は「逆張り」だった

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

場内では「不便」で「映えない」エリアを選ぶ

 最後はキャンプ場に着いてからのサイト選び。これも逆の発想で考えてみよう。水場やトイレから極端に離れておらず、見晴らしがよく駐車場も近いサイトは人気がある。つまりトイレや水場からメチャメチャ遠かったり、積極的に選ぶ価値があるかは別として眺めのよくないサイト、傾斜の付いた場所は不人気で他人と近くなる確率は低い。

 徹底して他人を避け静寂を求めたいのか、ある程度の利便性を求めて妥協するのか、それを最初に決めておけば迷ったり後悔せずに済む。昨年からのコロナ禍でアウトドア、特にキャンプは空前のブームが続いている。ソロキャンプを愛する人には悩ましい状況だが、ちょっとした工夫で「孤独」な環境は築けるはずだ。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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