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あるだけで激速クルマに見える「ボンネットピン」! もちろん「カッコだけ」じゃない「重要な役目」があった

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TEXT: 岡田幸一  PHOTO: K-STYLE編集部、Auto Messe Web編集部

ボンネットピンの種類と取り付け方

 さて、ボンネットピンの取り付けだが、ボンネットの穴あけ加工が必要なので、レンチやスパナのほかに電動ドリルやベルトサンダーなどの工具があったほうがいい。それほど難しくはないのだが、まったく初めてで、かつ工具が揃っていない場合は、プロに作業をまかせたほうか確実だ。何せボンネットに穴をあける瞬間は勇気がいるし、スムーズに開け閉めできるようにするためには、調整やコツが必要だからだ。

 ボンネットピンの仕組みは、コアサポートなどに取り付けられた先端に穴があいたピンがあって、そのピンがボンネットを貫通し、貫通したピンにスライド式のストッパーを通してロックするようになっている。取り付け手順もそのとおりなのだが、ボンネットピンというパーツはいくつかの部品で構成されていてキット化されていることがほとんど。ピン本体、ストッパー(ロック部)、取付金具といった具合だ。

 まずはコアサポートの適当な位置に、先端に穴があいたピンを取り付ける→そのピンが通る穴をボンネットに開ける→ボンネット表側にストッパーを取り付ける→スムーズに開閉できるように調整……という流れ。この調整が意外と難しく、時間がかかるのでDIYでやる場合はそのあたりの覚悟をしておいたほうがイイ。

 種類は大きく分けて2種類。昔ながらの突出タイプと「エアロキャッチ(Aero Catch)」などの商品名で販売されている、フラットタイプに分かれる。フラットタイプには、鍵付きやワンプッシュでロックが解除できるものなどいろいろとあるようだ。

 また、見た目を真似たダミーのボンネットピンも販売されている。不思議なもので、貼り付けると一気にレーシーになる。こちらはボンネットの上から両面テープで貼り付けるだけだ。

突出してるボンネットピンは車検ってどうなの?

 レースや競技で使う場合にはとくにお咎めはないだろうが、一般道で使う場合、昔ながらのボンピンは車検NGの「外部の突起物」にあたると言われている。些細なこととは思わずに、車検のことを考えた場合は注意が必要である。

「昔ながら……」と申し上げたのはここがポイントで、ストリートユーザーの間では、突出タイプはほぼ使われておらず、いまやボンネットピンはフラットタイプが主流。フラットタイプの取り付けはボンネットの穴あけ加工範囲が広くなるが本質的には突出タイプと同じである。

 開け閉めの動作もレバー式やプッシュ式だし、ルックスも後付け感のないスマートさが好評で、車検もOKとなればストリートユーザーであればフラットタイプの方がオススメだ。

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