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火力が弱い! 飲料が凍結! 電池が激しく消耗! 冬キャンパーを襲う6つの悩みと対処法

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TEXT: 大森弘恵  PHOTO: 大森弘恵,Auto Messe Web編集部,photoAC

夏キャンプと冬キャンプの最大の違いは「気温」

 高原であっても夏の最低気温は10℃くらいまでだが、冬のキャンプは雪が積もらない場所でも0℃を下まわることは珍しくない。雪中キャンプなら-10℃くらいになるのも当たり前。寒さが与える影響を知り、初めての冬キャンプに備えよう。

寒いと電池消耗が激しい→ 予備電池を用意、電気なしも想定

 日常生活であっても、冬、外でスマホを使っているとバッテリー残量がガクンと落ちることに気づくだろう。

 冬キャンプでは、テントやシェルター内でも安心して使えるLEDランタンが便利だが、寒い日はスマホ同様、電池の減りが早い。自宅を出発する前にしっかり充電しておきたい。ポータブル電池の蓄電量が寒いとすぐに減る

 また、この2〜3年、ポータブル電源の小型大容量化がめざましく、ポーターブル電源を持ち込んで電気毛布を使うキャンパーが増えている。ポータブル電源の容量、電気毛布の消費電力によるが、明け方に電池がなくなってしまうと大変だ。ポータブル電源の下に断熱マットを敷くなど防寒対策をするとともに、ダウンブランケットを用意するなど電気がなくなったときの備えも忘れずに。

 なお、スマホは寒さに弱いからといって、使い捨てカイロといっしょにポケットにいれるのは危険だということも覚えておこう。

飲料水や食品が凍ってしまう→断熱材入のジャグ・クーラーボックス・ペーパーを用意

 ペラペラのジャグは断熱性が低く、底から残り10cmを切るほどの水位になったら一夜で半分ほど凍ってしまうことも。中の水が凍らないジャグを持っていきたい

 ほかにも、表面に残っていた水分が凍って食器同士がくっつく、野菜が凍ってベチャベチャになるなどいいことがないので、冬でも断熱材入のジャグやクーラーボックスは必要だ。またクッカーや食器類はいちいち炊事場に行って洗うよりも、ペーパーや布で汚れや水分を拭き取ることが多いのでウエスやペーパーを多めに用意したい。

雪や汗による冷えが馬鹿にできない→予備靴下、肌着を用意する

 雪や汗で肌が濡れると、最初は大したことなく感じていても時間が経つうちに体が冷えてくる。靴下、肌着は速乾性の高いものを着用し、できれば1〜2枚余分に用意。濡れたら着替えるのがベストだ。とくに小さな子は遊んですぐに汗と雪でぐっしょり濡れるので、多めに着替えを用意しておきたい。テント内に雪どけが入らないように

 また靴の脱ぎ履きのときにテント内に雪を蹴りいれやすいので、テントの出入り口外側にすのこを置いて雪が入りにくくする、小さなベンチを置いて座って脱ぎ履きできるようにするなど工夫が必要だ。靴が入る幅だけ出入り口の雪を少し掘っておくのも有効。

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