安くて安全! 高齢者こそ中古電気自動車が「買い」な理由とは? (1/2ページ)

安くて安全! 高齢者こそ中古電気自動車が「買い」な理由とは?

安全を視野に入れたカーライフを継続できる

 次第に電気自動車(EV)への関心が高まっているようだ。私と同年配(60歳代半ば)の人は、次はEVだと決めている。あるいは、最近まで関心がなかったが、買い替えるならEVかなぁと漠然とした思いがあるとの声も耳にする。若い世代では、運転免許証を取得して最初に手にしたのがEVという人と会い、エンジン車にはまったく興味がないと彼は言っていた。

【関連記事】ダイハツ・トールに助手席への乗り降りをサポートする福祉車両「シートリフト」を設定し発売

話題性のあるPHEVとEVを並べた画像はこちら

 徐々にではあるが、そういう声が聞こえてくることは嬉しい。一方で、EVの新車価格はまだ高く、300万円台もあるが、全体的には400~500万円から上という相場観ではないだろうか。

 中古車へ目を向けてみると、200万円以下、150万円前後で程度がよさそうなものが出ている。しかも、走行距離がそれほど伸びていない中から選択肢がある。

【オススメ中古EV①】三菱i-MiEV

 軽自動車時代の三菱i-MiEVが、1~2万kmで100万円前後である。このあたりの価格帯は一つの狙い目ではないか。注意点があるとすれば、i-MiEVには、バッテリー搭載量が少ないMという仕様がある。これは新車価格を抑える目的で、走行距離は短くなるが、あえて搭載バッテリー量を減らした車種だ。

【関連記事】ダイハツ・トールに助手席への乗り降りをサポートする福祉車両「シートリフト」を設定し発売

中古価格が手ごろになってきた三菱i-MiEV画像はこちら

 Mには、東芝製のSCiBと呼ばれるリチウムイオンバッテリーが選ばれ、これは劣化が少ないと中古車市場で評判だ。自分のクルマの使い勝手がはっきりしている人は、Mの中古をあえて狙っている。新車時のJC08モードで一充電走行距離が120km(Gは180km)なので、エアコンディショナーなどを利用しての走行では100kmを切るかもしれないが、それでも、通勤や近所の足としては十分役に立つ。三菱i-MiEVの内装画像はこちら

【オススメ中古EV②】日産リーフ

 日産リーフの中古車は、新車の販売台数が多いだけに豊富だ。150万円前後の予算で調べると、初代リーフになる。初代リーフでも、車載のバッテリー容量は初期型の242kWhと、後期型の30kWhの2種類ある。一充電走行距離で安心感のある30kWhの容量でも、予算内で走行距離が2~3万kmあたりの選択肢があるから嬉しい。初代日産リーフ画像はこちら

 一つ要点として、リーフの充電量のメーターには12段階の目盛りが刻まれており、急速充電の利用が多かったり、走行距離が多かったりすると、満充電にしても11~10段階までしか充電できなくなる。当然それでは満充電からの走行距離が短くなるので、充電計の目盛りが12段階残っているかどうかが一つの確認点だ。初代日産リーフの内装画像はこちら

 それでも、日常的な走行距離が多くなければ、価格との兼ね合いで11~10でも使えないことはない。新車時の保証(5年または10万km)では、期間内に9目盛りまで減ってしまうと載せ替えの対象になっていた。

【オススメ中古EV③】日産e-NV200

 日産のミニバンEVであるe-NV200は、もともと新車販売台数が少ないため、中古車市場に出てきても数台しか選択肢がない。また、それなりの距離を走っている状態となりそうだ。商法バンを基にしたEVなので、エンジン車と比べれば静粛性に優れるが、タイヤ騒音や乗り心地にはワゴンのような上質さはない。発表会で撮影をした日産e-NV200画像はこちら

 ただ、これからは商用EVへの需要も高まるのではないかと思われる。欧州では、ルノー・カングーの商用EVが5万台数売れているという。市街地中心部へのクルマの乗り入れが禁止される地域のある欧州では、商用EVが特権を得られるのではないだろうか。日産e-NV200のリアビュー画像はこちら

画像ギャラリー