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ファッションもクルマも「足し算と引き算」が大事! 等身大で楽しむ「ドレスアップ」のススメ

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TEXT: 増田高志  PHOTO: af imp.編集部

ステッカーやエンブレム外しも効果的な手法

 はじめの一歩としてオススメなのが、純正のステッカーやエンブレム類を取り除くこと。これぞまさしく引き算の基本。クルマには車名やグレードなどのステッカーやエンブレムが貼られている。それをひたすら剥がす。本来あるべきものがないと、意外なほどスッキリ見える。この「スッキリ」がクルマに精悍さを与える。

エンブレムをはずしたVWゴルフ5のリヤスタイル

 しかしステッカーと言えども流石は純正品。粘着力がすこぶる強い。爪を立ててシコシコやっていたのでは日が暮れて夜が明けてしまう。意外と効果的なのがお湯をかけること。こうすると粘着力が落ちて剥がしやすい。電源が取れる場所で行えるのであればドライヤーで熱風を当てるというのもアリだ。また「ステッカー剥がし」といったケミカル品も出回っている。とにかく頑固だから心して挑むように。

 クルマによってはステッカーに混じってエンブレムが使われていたりする。立体的なこのパーツを取り除く場合は注意しよう。装着方法が両面テープばかりでなく、ボッチを穴に収める固定方法やビス止めなどもあるからだ。そんな場合は外した後の穴を埋めてスムージングをする必要があり、かなり手間がかかって「プチ」じゃなくなってしまうけれど。 

VWゴルフ5のフロントフェイス

純正流用や差し色、ブラックアウトにも注目!

 足し算の基本としては純正流用という方法もオススメだ。グレード違いや兄弟車種などのパーツを使う。グリルやリップ、ドアミラーなど使えるものは意外と多い。さらにインテリアのスイッチ類などもイケる。純正品だからクオリティが高く、いかにもではなく自然に楽しめるのがポイントだ。

 さらに純正品には輸出用という選択肢もある。国によって形状が異なり日本仕様との違いは大きい。しかしヘッドライトやウインカーの交換は罠が待っている。左側走行の日本とはレンズカットが違ったり、ウインカーの色が保安基準に適合しなかったり、いずれの場合も車検はパスできない。

色を足したエアコンルーバー部

 ブラックアウトや差し色もプチドレスアップの定番だ。本来メッキだったり色のある部分を黒くするだけで引き締まったり、ボディと同色にすることでスッキリ見える。何か色を加える場合はあえてグリルの正面でなく側面だったり、ドアミラーの一部だったり。「さり気なく控え目に」が成功の鍵を握る。もちろん色は厳選した1色が好ましい。なぜその色なのか、意外性があるほど良しとする。理由を伝えて、「なるほどねッ」っと唸らせられれば、カッコよさのレベルは一段昇格。ドレスアップとはそういうものだ。

 しつこいようだが、くれぐれもやり過ぎには注意して欲しい。それでは健闘を祈る。

4リングスをブラックアウトしたアウディTTのグリル

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