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ファッションもクルマも「足し算と引き算」が大事! 等身大で楽しむ「ドレスアップ」のススメ

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TEXT: 増田高志  PHOTO: af imp.編集部

クルマを「楽しむ」ためにできることとは?

 クルマの楽しみ方は人によって千差万別で、さまざまな手法が存在する。ドライブに活用して美味しいものを食べに行ったり、絶景スポットに出向いたり。あるいはチューニングを施して走りの質感を上げたり、速さを追求してみたり……。どれかひとつをガッツリ、というよりも少しずついろいろな要素を取り入れてバランス良く楽しむほうが、クルマのある人生をいっそう堪能できるような気がする。

スマートに作り込んだVWイオスフロントスタイル

ドレスアップは自己満足でも奥が深い!

 楽しみ方のひとつに「ドレスアップ」というカテゴリーがある。クルマの内外装にひと手間かけてノーマルとは違うテイストに仕立てる、という手法だ。エアロパーツを取り入れたり、アルミホイールを履き換えたり、人とは違うルックスを手に入れることで自分らしさを表現。世界にたった一台だけのマイスペシャルを生み出して達成感を味わう。なんともスケールの大きな話に聞こえるが、手を加える範囲は自分の身の丈に合わせて調整できる。自己満足の世界ではあるが、その心地よさは一度味わうと病みつきになるほど奥が深くて濃厚だ。

アウディA4のフロントフェイス

 もちろん他のジャンルと同様に、ドレスアップも突き詰めていけば時間も費用もそれなりに掛かってしまう。気合を入れれば、もう1台クルマが買えてしまうほどパーツ代や作業工賃が必要になることだってあり得る。

 しかし、ここではそういう大掛かりなことを推奨しようとは思わない。お金をかけなくても、創意工夫、それにセンスを駆使すれば大きな満足感が得られる、ってことを伝えたいのである。

スイッチ部に色を追加したヘッドライトスイッチ

常にきれいな状態に! それがドレスアップの最初の一歩

 筆者は長いことドレスアップカー雑誌に携わり、さまざまなドレスアップカーを見てきたが、カッコいいクルマには共通して言えることがある。それは綺麗に洗車してあることだ。どんなにクールに仕立てていても泥だらけではカッコよさのレベルダウンは避けられない。間違いなくピカピカに洗車していれば実力以上に映えて見える。これは覚えておくべきテクニックだ。

86の洗車

 もうひとつ耳寄りな情報を伝えよう。ドレスアップの不文律とも言えるノウハウだ。それが「パーツの足し算と引き算」である。ドレスアップはパーツを付ければ、付けるだけカッコよくなるという単純なものではない。あえてパーツを取り除くことでスタイリングが俄然際立ったりするものなのだ。 

エンブレムをはずしたVWゴルフ5のフロント

足し算だけでなく引き算も雰囲気作りに重要

 ビギナーはどうしてもパーツを足していきたがる傾向にある。あれもこれもと、自分のクルマに付けられるものなら予算の許す限り導入してしまいがち……。その気持ち、よくわかる。確かにそうすればとりあえずは目立つ。しかしそれはカッコよさとはまったく違う、悪目立ちだ。現在のドレスアップ上級者も最初はやり過ぎて失敗して、散々後悔した経験をバネにして成長してきた人たちばかり。やりたい気持ちをぐっと抑えて、絶妙な塩梅にもっていくのには修行がいる。だがせめて「足すだけではダメ」ということを頭に入れておけば、経験値がなくても取り返しのつかないレベルには達しないはずだ。

ヘッドライト周辺をボディ同色にしたミニ

 ドレスアップに慣れるまでは、気負わずに手軽に楽しめる「プチドレスアップ」なんてどうだろうか。「プチ」と言えどもハマれば壮絶な威力を発揮する。

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