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「王者アルファード」に惜しくも及ばず! 強敵「国産Lクラスミニバン」4選

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TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: トヨタ/日産/Auto Messe Web編集部

日産プレサージュ

 日産はエルグランド以外にも別のアプローチで高級ミニバンの方向性を示しました。その答えが1998年に登場したプレサージュです。高級クルーザーをイメージして開発されたプレサージュは高級感のある質感の高い広々としたインテリアを持ちつつも、走りに関する装備やメカニズムも充実していて、本格的なグランドツーリング性を実現していました。

 2003年には電動スライドドアを採用し2代目へとフルモデルチェンジ。シートアレンジの幅が広がり先代よりも使いやすさ重視されました。そう聞くとミニバンであってもスペシャリティなイメージがあった先代より生活感が出てしまったのかと思われるかもしれません。日産プレサージュ

 しかし、全高がスライドドア3列シート車としては低めの1685mmに設定され、セダンモデルと共有の新世代プラットホームを採用するなど、初代と同様に本格的なグランドツーリング性能に関しても抜かりはありませんでした。日産プレサージュ

トヨタ・エスティマ

 アルファードと同門ではありますが、アルファードに勝てなかった高級ミニバンという点ではエスティマにも注目すべきでしょう。1990年に初代が登場したエスティマですが、当時はまだミニバンという言葉が浸透していなかったためか、トヨタはエスティマを「新型高級サルーン」と銘打って発表しました。トヨタ•エスティマ

 ミッドシップレイアウトを採用することにより、スライドドアを装備した3列シート車としては高い走行性能を実現。また室内は繋ぎ目の少ない質感の高いインパネまわりや当時としては珍しい専用のサウンドシステムを装備。走りも装備も高級サルーンと呼ぶにふさわしいものでした。

 2代目以降はFFレイアウトとなりますが、防振サブフレームの採用や随所に制振、遮音材を配置するなどといった取り組みにより、サルーンと呼ぶにふさわしい静粛性を実現しています。2019年まで販売されることとなった3代目は2006年に登場。トヨタ・エスティマ

 プラットホームやサスペンションを一新し、ボディ剛性を高めることでミニバンとしてはトップレベルの操縦性と走行安定性、そしてしなやかな乗り心地を追求していました。トヨタ・エスティマ

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