この記事をまとめると
- 冬キャンプは混み合ってもいないのでゆったりと過ごせて密かなブーム
- 寒さの対策をしっかりする必要がある
- とりわけて死に至るリスクには十分な注意を
冬キャンが静かなブーム! リスク対策をしっかりしよう
キャンプといえば夏の定番レジャーですが、近年冬キャンプが静かな人気です。理由はいくつがありますが「キャンプ場が空いている」ため予約が取りやすく、キャンパーも少ないので混雑せず静かにゆっくり過ごせるため。また女性には大敵の「虫がいない」。大気が透明で星がきれい。焚き火や鍋料理が暖かく夏のキャンプのように汗だくになることもありません。熱帯夜で眠れないなんてこともないので実は快適なのです。 しかし冬のキャンプにはリスクもあります。まず気温が圧倒的に低いこと。キャンプ地にもよりますが寒気が入ると関東地方でもマイナス5〜10℃になり、水も食材も凍りつきビールにいたってはシャーベット。凍らないのはアルコール度数の高いウイスキーやスピリッツくらいのもの。薪がなくなると一気に冷え、シュラフに潜り込んでも冬季対応以外は凍えて眠れません。大型のテントで炭火やストーブで過ごす幕内キャンプでは、一酸化炭素中毒の死亡リスクは決して低くありません。移動の際のクルマでも、タイヤにスタッドレスを装着していないと路面凍結の場合大変危険です。