冬キャンブの対策ポイント
・テントの多重化
ダブルウォールテント、グランドシート、カーペット、ブランケットで外気と底冷えを回避
・シュラフの多層化
ダウンシュラフ+シュラフカバー、断熱マット、エアマット、コットで底冷え回避
・防寒着衣
寒さは耐えられない。暑ければ脱ぐ、くらいの余裕で防寒を準備する
ウールやフリースのセーターなど重ね着調節で対応する
スボン下、股引、タイツ、パッチが有効
着替えやソックス、毛布などを余分に車に入れておく
ダウンジャケットやパーカーは焚き火で穴が開かないようアウターの素材に注意
・濡れ防止
融雪や降雨が想定される場合は極力濡れを避け体温低下に備える
長靴、傘、カッパ、ゴム手袋など有効
・冬用ガスボンベじゃないと着火しない
ブタン、イソブタン、プロパンの順で低温揮発性が高くなる
ハイパワーガスはプロパン含有量を高めておりノーマルガスでは着火しない低温下でも着火する
・暖を確保する
使い捨てカイロ、湯たんぽ、電気毛布など火気を使用しなくても暖が取れる対策を装備
・シュラフの防寒対策
ダウン量が多いと暖かい
FP値(フィルパワー値)が高いほうが保温性が高い
底冷え防止にエアマット、コットが有効
シュラフカバーで保温性が高まる
シュラフカバーは防水と通気性を確保したものがよい
シュラフの上から毛布をかけると暖かい
インナーに毛布を入れると暖かい
シュラフ形状にマッチしたインナーシュラフで保温性アップ
夏用シュラフでも2枚重ねすると暖かい
電気カーペット・毛布と組み合わせれば暖かい
・トランスポーター
車のタイヤは路面凍結を考慮してスタッドレスに。できればチェーンも積載しておこう
寒ささえ対策すれば冬のキャンプは快適です。晴れた穏やかな日には、つくづく太陽がありがたいと痛感する、日向ぼっこキャンプができます。ですが、寒いとつい焚き火を大きくしがちですので、風と相談しながら火災に十分注意を払って行ってください。