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いま「ぼっち趣味」なら「車中憩」! 実例3つとコツを達人が伝授

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TEXT: 並木政孝(NAMIKI Masataka)  PHOTO: Auto Messe Web編集部/写真AC

ぼっち車中憩のススメ02:太公望は機動力を活かしたラン&ガン!

 釣りの基本は「夜撃ち朝駆け」と言われるように、日の出と日没が最大のチャンスとなる。そんな太公望におすすめなのが車中憩と逆車中泊。車中泊は夜中に寝ることが当たり前だが、釣り好きは日の出から釣りを始め、釣れなくなる日中に車中泊を楽しみ、じっくりと休憩を終えた夕方からふたたび水辺へと降り立つのが効率的だ。海釣り

 日中は海や湖面を渡る風に吹かれて昼寝を楽しみ、お腹が減ればコンロを使ってインスタントラーメンを味わう。時間を持て余すのなら近隣の銭湯や日帰り温泉で汗を流すのも悪くない。銭湯

 また、良さそうなポイントをラン&ガン(移動しながら撃つという釣り用語)できるのも機動力の高い車中憩の魅力。テントを張るキャンプでは味わえない速攻は、トロフィーフィッシュを手に入れる確率を上げてくれるはずだ。

ぼっち車中憩のススメ03:都会の喧騒を離れてぼっち野点を楽しむ

 仕事にひと区切りがついたとき、小さなボックスに詰め込んだ「野点(のだて)セット」を抱えて秘密の場所へとクルマを走らせる。クルマ一台分が通れる細い農道を抜けた先に現れる河川敷は、雑草が繁茂した憩いの場所であり、ボクだけが知るシークレットな場所。轍や足跡のない雑草を踏み、ブランケットを広げることから野点は始まる。野点

 コーヒーミルで豆を挽き、シングルバーナーでお湯を沸かす。ドリッパーで入れたコーヒーを片手にブランケットにゴロリ……。煩わしい電線やビルが視界に入らない広い空を眺め、都会の喧騒を忘れさせてくれる珠玉の時間は車中憩ならではのもの。お洒落なスタバやオープンカフェで飲むコーヒーも悪くはないが、大自然を貸し切った「ひとり野点」もまた格別だ。

まとめ:車中憩は秘密基地としての楽しさが味わえる

 クルマのシートを倒して体を休めるのが「Break(ブレイク)」とすれば、ラゲッジでゴロリと寝そべる車中憩は「Rest(レスト)」である。辞書で調べてみるとBreakは一時的な休憩、Restは睡眠を含んだ十分な休憩と記されている。その違いこそが車中憩であり、大人の秘密基地としての楽しさなのかもしれない。車中泊は泊まることが主役だが、車中憩は時間を有意義に楽しむことが重要だ。車中憩(女子)

 今回は個人的な楽しみ方を3つばかり紹介したが車中憩は三者三様、十人十色の世界が広がるはずだ。これからの季節、ラゲッジの中からお花見を楽しんだり、誰もいない場所であれば楽器を奏でるのもいいだろう。クルマという機動力と簡単なキャンプ道具があれば気合を入れずに楽しめる「車中憩」。これからキャンプや車中泊を始めようと考えている人にもおすすめである。

12
  • 銭湯
  • 聖地巡礼(池袋ウエストゲートパーク)
  • 野点
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  • 車中憩(女子)
  • 車中憩する女子
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