高齢者がいるなら避けるべき! 足腰が弱ると乗り降りしにくい軽自動車5選 (2/2ページ)

ダイハツ・ミライース

 全高が低く、リヤドアがヒンジ式の軽自動車と言えば、例えばダイハツ・ミライース。その全高は、スーパーハイト系軽自動車の約1750~1790mm、ハイト系ワゴンの約1630~1680mmに対して1500mmでしかない。これは、ミライースが燃費スペシャルな軽自動車であり、空気抵抗をなるべく受けないために、あえて低められた全高だからである。

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スズキ・アルト/ホンダN-ONE

 同じくセダン系軽自動車のスズキ・アルトの1525mm、ホンダNーONEの1545mmも低めである(スーパーハイト系やハイトワゴン系と比較して)。スズキ・アルト画像はこちら

 しかも、繰り返しになるが、セダン系はほぼどんなクルマでも敷居とフロアに段差があるケースがほとんどだ(フロアが敷居より低い位置にある)。高齢者でも自身で乗り込め、降りられる体力や筋力があればそうしたセダン系軽自動車でも問題ないのだが、介助が必要なケースでは乗り降りする高齢者、介助する側ともに、スーパーハイト系やハイトワゴン系に比べて、労力が必要になるかもしれない。ホンダN-ONE画像はこちら

ホンダN-VAN

 また、両側スライドドアを備えていても、キャブオーバータイプのワンボックス軽は、車種によってスライドドア部分の敷居が高く、スライドドアと言っても足運びに苦労するクルマもある。一例を挙げると、ホンダNーVANはスライドドア部分の敷居の高さこそ地上400mmと低いのだが、フロアはその敷居から約70mm下がった位置にある。敷居からフロアに段差のない、NーBOXのような乗用系のスーパーハイト系軽自動車とは造りが異なる。ホンダN-VAN画像はこちら

スズキ・エブリィ

 ダイハツ・ハイゼットカーゴ(先代)だと敷居の高さそのものが地上約450mmと高めだ。ちなみに、この種の商用系軽自動車で比較的敷居が低いのは、スズキ・エブリィの385mmである。スズキ・エブリィ画像はこちら

 介助が必要な高齢者のために軽自動車を選ぶのであれば、やはりスーパーハイト系やハイトワゴン系を選ぶのが正解だろう。高齢者の体力や筋力がリハビリなどによって復活し、元気ハツラツになれば別だが、今以上の介助が必要になるケースもあるから、先を見越した、より高齢者に優しい軽自動車選びが不可欠と思える。

 そうして、病院や施設の送り迎えだけでなく、かつて元気だったころのように、ドライブに連れて行ってあげよう。肉体的な衰えは止められなくても、その楽しさから精神的な元気や気力を取り戻し、ポジティブ思考になる可能性は十分にある。筆者の要介護歴5年近くだった老いた母親も、近所であれ、ドライブに連れて行ってあげると、喜んではしゃいでいたものだ。