センチュリーからリーフまで原型を留めぬ大変身! NATSブースの自由すぎるカスタムカーに圧倒される【東京オートサロン2022】 (3/3ページ)

#03 NATS JIMNY kimun kamy [BASE:SUZUKI JIMNY/カスタマイズ科1班

ベース車のシエラはまさかの恩師である先生の愛車

 以前から5枚ドアがあれば絶対売れるのにー!! という声はよく耳にするが、市販化までには至っていないスズキ・ジムニー&シエラ。だが、それを憂いての5ドア化ということでは決してない。シエラを所有していたカスタマイズ科の先生が、「私のジムニーを使って5ドア化をしてみないか!?」とベース車選びに難航していた1班に、救いの手を差し伸べられたことから始まった。「それ面白そう!  ぜひ! って飛びつきました」と即決した1班メンバーのノリの良さからも、楽しくカスタムしたのだろう感が随所に垣間見える。

【関連記事】エアロパーツを装着する「メリット」と「デメリット」とは? 今さら聞けない「機能」や「費用」を徹底解説します

NATS JIMNY kimun kamyのフロントスタイル画像はこちら

大注目すべきはやはりドアの4枚化

  ジムニーに優位とされるサイズ感や走破性は多少落ちるかもしれないが、発売されれば間違いなく売れるであろう5枚ドア。今回の施工を簡単に説明すると、追加したリヤのドアは純正のフロントドアを分離してパネルをプレスラインに合わせて加工した。内側の使える部分のみ流用し、足りないパーツはワンオフで組み上げている。NATS JIMNY kimun kamyの4ドア化画像はこちら

 リヤドアの支柱となるBピラーは、何度かやり直しながら鉄板の厚みを増して強度を確保。フロントドアにあるヒンジ(左右分)を1セット購入して、Bピラーに溶接して違和感のない開閉を実現させた。NATS JIMNY kimun kamyのワンオフ4ドア化画像はこちら

ドアだけじゃない! 足やアウターロールゲージもアツい

 4枚ドアに視線が集まるのは当然として、足やアウターロールケージも見逃せない。足まわりはDスタイルを用いて5リンク化+3インチリフトアップキットを装備。ボディ自体も6インチ上げ、タイヤの厚さも加味すると、「純正から何インチUPしているかわかりませんが、アゲにアゲています」とリーダー。3リンク時よりもかなり柔軟に走行できるのもポイントとなっているそうだ。また、班員みんなでワンオフしたアウターロールケージは、パイプを曲げてイチから作っており、材料はアルミ材を使用している。ブラックにペイントをすることで、より重厚感のある雰囲気に仕立てた。NATS JIMNY kimun kamyのハイリフト画像はこちら

 フロントバンパーは、「3年前に先輩たちの作ったアゲ系のジムニーのものをFRPで型取りして作りました。とくにスチールには拘らず、でも雰囲気はスチールのような重厚感を出すようペイントしています」。ちなみにその重厚感は、ブラックのプラサフを含めて6コートを噴いたそうだ。 NATS JIMNY kimun kamyのフロントバンパー画像はこちら

 ちなみにウインチはCLリンク製。FRPのバンパーではなく、アウターロールケージ&ボディにしっかりと固定され、リヤゲートにはフロントグリルを丈詰めしてスピーカーをインストール。内外装ともに一体感のあるラゲッジも作成。なお、ウインカー部分にはツイーターを入れている。 NATS JIMNY kimun kamyのアウターロールケージ画像はこちら

 コクピットはリヤシートを少しだけ前にオフセットさせて、ラゲッジ空間を少し広めに確保。“5枚ドア化をするならラゲッジも広くできる” と、ここまで気を配ることのできるこだわれる余裕は魅力的だ。NATS JIMNY kimun kamyのリヤゲート内張り画像はこちら

 7月から製作を開始して、オートサロン当日の朝方5時くらいまで手を尽くしてここまで辿り着いた。ナンバー取得や卒業旅行に行くための完成までを考えると、まだ現時点では7割くらいだという。「卒業旅行も大事ですが、先生のクルマでもあるので、卒業するまでにはきっちり仕上げたいです」とリーダー。ちなみに車両を提供してくれた先生の反応は、「やっとここまできたか! という感じで、無言の圧力がすごいです」と、少しプレッシャーを受けながらここまでこぎ着けた完成度は称賛に値することは間違いなし!NATS JIMNY kimun kamyのリヤラゲッジ画像はこちら