「ギア沼」にはまったキャンパーは肩身が狭い! 達人が伝授する家族の冷たい視線を回避する「整理整頓術」5つ (2/2ページ)

キャンプ道具の収納術03:
色違いのコンテナで目的別に収納しておくと便利

 収納のポイントとしては「種類別」と「目的別」があり、種類別の場合にはバーナーや五徳、食器やカトラリー、テントやタープなどの種類ごとに分けて収納する。分散させずにまとめて収納しておくことで「どこに収納したのか……」と探し回ったり、忘れ物をして慌てることもなくなるはずだ。

 目的別の場合にはソロキャンプ、家族キャンプなどに仕分けするのだが、この目的別に収納する場合には、道具が二重、三重に揃えてしまう可能性があり、さらにキャンプ道具が増えてしまう可能性があるので注意が必要だ。メリットとしては収納ボックスをクルマに積み込むだけでキャンプに行けること。キャンプに行くたびに道具を詰め替えたり、セレクトする手間を省くことができる。

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色違いのコンテナボックス画像はこちら

 キャンプ道具を収納コンテナに収納する場合、コンテナを色分けして使用するのも賢い方法だ。オリーブ色はソロキャンプ、サンドベージュはファミリーキャンプ用。またはコンテナに道具の種類や内容を記しておけば、スムースに持ち出すことができるだろう。

キャンプ道具の収納術04:
湿気を嫌う道具は隙間テープで対策しておこう

 収納ボックスを利用する場合、内部に乾燥材や湿気取り剤を入れるのも道具を長持ちさせるテクニック。また、本体と接するフタの溝に100円ショップでも売られている「すき間テープ」を貼ることで密閉度を高めることもできる。その場合、フタ部分がロックできるアイテムを選べば、トルクを掛けて締めることができるので密閉度は大きくなり、カビやすいモノや湿気を嫌う道具を収納する場合の有効策になるはずだ。隙間テープ画像はこちら

 収納時には緩衝材として新聞紙を使うことが湿気対策になることを覚えておこう。収納ボックスのなかは道具をテトリスのように組み合わせ、無駄な空間を作らないことが結果として収納力をアップさせる秘訣になる。

キャンプ道具の収納術05:
寝袋などは「圧縮袋」の活用でスリム化する

 収納ボックスとともに使ってほしいのが「圧縮袋」。これも100円ショップで購入することができるスグレモノで、密閉性の高いビニール袋にシュラフやダウン、ブランケットを入れて掃除機や体重を掛けて内部の空気を抜くことで体積を激減させることができる。元々は布団を圧縮して収納する商品なので、シュラフやダウンには最適だ。圧縮袋を使う場合はしっかりと湿気を取り、無臭の防虫シートを入れることも忘れずに。圧縮状態から戻す場合は、キャンプに行く数日前に中身を取り出して風通しの良い場所で陰干しをすればふんわり感を復活させることができる。圧縮袋画像はこちら

 家族が寛容であるならば「見せる収納」もおすすめだ。ランタンやシェラカップ、シングルバーナーなどのキャンプ道具をインテリアとして飾ってしまうことで、押し入れのスペースを減らせることができる。また、自宅のリビングで使う椅子やサイドテーブルをアウトドア用品と併用し、日常的に使ってしまうのも見せる収納のテクニックだ。ランタンを使ったインテリア画像はこちら

 余談になってしまうが、ひとり暮らしのキャンプ好きのなかには台所に2バーナーを置き、寝具はコットとシュラフを使うなど生活用品をすべてキャンプ道具で生活しているマニアも存在するという。見せる収納はセンスが必要となる。下手をすると道具を出しっ放しと判断され、奥方から雷を落とされる可能性もあるので注意が必要だ。

【まとめ】使用頻度が少ない道具は断捨離も止むなし

 キャンプ好きにとって収納問題は永遠のテーマであり避けては通れない道でもある。まずは増やさない努力も必要だが、こればかりは止めるに止められない悪癖のようなもの。しかし、キャンプの経験を積んでいくことで、道具が増えつつも不要な道具、使わなくなったギアが分別できるようになってくる。最小限の道具でキャンプ画像はこちら

 少しばかり反省した姿勢を見せるのなら、郊外を中心に急増中のアウトドア専門リユースショップやメルカリ、ヤフオクなどを使って不要な道具を処分し、所有点数を絞り込んでいくのも賢い方法となる。「処分する」、「数を減らす」と考えると二の足を踏んでしまうが、「持っている道具の質を上げるチャンス」、「より良いモノに買い替えるステップ」だと思えば手放すためのモチベーションになるはずだ。