旧車のバンパーに付いてた塊は何? いまより遥かに存在感のあった「鉄製バンパー」の歴史 (2/2ページ)

鉄製バンパーを守るための「カツオブシ」

 鉄製バンパーがクルマの個性を演出する装飾パーツとしての役目も持つようになったことで、鉄製バンパー本体を守るための「オーバーライダー」が一部の車種で装着されるようになった。形状が鰹節に似ていたことから、日本では親しみを込めて「カツオブシ」と呼ばれている。

 カツオブシ=オーバーライダーは必ず縦方向に取り付けられているが、バンパーの高さが異なるクルマと衝突した際の衝撃を吸収するという役割もあったため、水平方向ではなく垂直方向に装着されているのであった。

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1970年代のクジラクラウンにもカツオブシ画像はこちら

いまでもレトロ調のクルマに使われることがある

 鉄製バンパーの補強部品でありながら、カツオブシ自体も装飾パーツの一部になっていたといえる。その名残で、新車にて発売されている光岡自動車の「ビュート」がいまでもカツオブシを装備。街なかでビュートを見かけたら、バンパー周辺をチェックしてみるといいだろう。

光岡ビュートではレトロな別体バンパーを装着している画像はこちら