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HREタンドラ今シーズン最高位を獲得! 2台ともアグレッシブな走りを披露【2022NASCARトラックシリーズ】

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: Hattori Racing Enterprises

最終ステージは両車ともに追い上げを見せる

 16号車のタイラー・アンクラム選手は最終ステージを8番手からスタート。80周目に出されたイエローコーションで、タイヤ4本と燃料補給のピット作業を行うピット戦略で一時は20番手まで順位を下げたものの、その後は順調に追い上げ113周目には5番手にまでポジションを回復させる。最後は12台によるトップ争いのパックでの位置取りが良くなく、逆にポジションを下げてしまった。しかし、今シーズン最高位となる11位でフィニッシュとなった。

 最終ステージに入ってもスピードをキープする61号車のチェイス・パーディ選手は、トップ10内にまで追い上げを見せ76周目には7番手まで順位を上げていく。しかし他車との接触でダメージを受け、マシン本来のスピードを出すことができないまま14位でチェッカーを受けることとなった。

 続くナスカー・トラックシリーズ第4戦「XPEL 225」は、今季初のロードコースでの開催となる。3月26日(土)東部時間午後1時からテキサス州オースティンにある「Circuit of The Americas(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)」を42周(143.22マイル)で争われることとなる。

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  • 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)
  • 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)
  • 1969年生まれ。美術大学で日本画を学んだ後に、編集プロダクション数社を経てフリーランスライター&フォトグラファーに。編集者時代にかかわってきたモータースポーツ取材を続け、現在も2輪4輪問わず国内外のサーキットやラリーシーンを取材している。日本モータースポーツ記者会会員。
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