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工具は当然スペアパーツも積載! 故障時の避難場所を常に想定しながら走る旧車乗りのリアル

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典/Auto Messe Web編集部 竹内耕太

昔は高速道路の路肩で修理していたものだけど……

 また、これは筆者の大先輩による、いまよりも交通量が少なかったころの大昔のエピソードだが、高速道路でワイヤー(アクセルだったかクラッチだったかは失念)が切れてしまい、十分な幅のある路肩でジャッキアップしてワイヤーを自力で引き直したそうだ。

 後続車に突っ込まれる可能性があり、事故防止のために高速道路上は道路交通法により駐停車禁止となっているので、やはり速やかにガードレールの内側に避難し、素直に救助を待つべきだ。命を失ってしまっては車載工具もスペアパーツも役に立たないので、あきらめるのがベストなのであった。ちなみに、車両の故障などにより、仕方なく高速道路上で路肩に停車したときは、ハザードランプや三角表示板、発炎筒などで後続車に合図するのがルールだ。

高速道路で停車したときは三角表示板を出さないと「故障車両表示義務違反」で切符を切られるので注意

緊急時に安全に退避できるよういつも意識したい

 緊急事態のリスクを減らすためには日頃の車両点検が必要となり、もしものときのために車載工具とスペアパーツも必須となる。だが、高速道路や一般道でいきなりエンジンが止まったり、ブレーキが抜けたときにも対処できるよう、つねに意識しておくことも重要だ。

 心構えのアル、ナシが、中央分離帯寄りで停車してしまうか、左側の広い路肩に寄せられるか、に大きく関係するので、旧車で走る際はいつでも「ココでトラブったら、このように対処しよう」と思っておくことが大切である。筆者も気をつけて走りたいと思う。

最悪エンジンが止まっても、より安全な場所に退避できるようにしたい

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  • 筆者が愛機に積んでいるアイテム一式
  • 応急処置用の工具
  • 筆者の愛機1974年式アルファロメオGT1600ジュニア
  • 高速道路で停車したときは三角表示板を出さないと「故障車両表示義務違反」で切符を切られるので注意
  • 最悪エンジンが止まっても、より安全な場所に退避できるようにしたい
  • 名阪国道でファンベルトを交換
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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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