クルマのカスタムは「つゆだく」「麺カタこってり」と同じ!? 安全面でもメリットだらけなチューニングとは (1/2ページ)

クルマのカスタムは「つゆだく」「麺カタこってり」と同じ!? 安全面でもメリットだらけなチューニングとは

この記事をまとめると

  • 自動車はメーカー出荷時が最良の状態という考え方もある
  • 合法の範囲内でのカスタマイズであっても無限の選択肢がある
  • 安全面でもカスタムが有効である理由を解説する

合法の範囲で無限の可能性がある自動車カスタムとは

 自動車メーカーが作り上げた状態を後から崩すのはもってのほか、という意見もある。たしかに純正状態はすべてのバランスを徹底的に煮詰めてあるが、いわば平均点。ユーザー個人の使い方や体型に合わせてカスタマイズすることで、使いやすさもアップするし、ひいては乗りやすさや安全性の向上にもつながるのだ。

「すべてが平均値」のドライバーはごく少数

 自動車メーカーが途方もない開発費をかけて新型車を開発しているのは事実だ。その結果、できあがったクルマが最良の状態であるという考えもある。もちろんそうなのだが、それは、あらゆる使い方、使う場所、使う人にとっての平均点を出せるようにして開発されている。

 そんなはずはない! クルマをいじるなんてもってのほかだ! という人はいじらなければいいし、完全ノーマルの状態で乗っていただければいいだけの話で、合法内でのカスタマイズは無限の選択肢がある。他者を危険に陥れるような違法なカスタムは論外だが、法律的に許される範囲内でのカスタマイズは認められていることであり、きちんと合法で仕上げれば他人にとやかく言われる筋合いはない。

 ここでは少しでもカスタマイズに関して興味のある方に、カスタマイズが有効である理由をお話したいと思う。

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少しローダウンしたGR86画像はこちら

ノーマル仕様は性能の最大公約数

 メーカー出荷時のクルマがあらゆる場面で使えるようにできているということは、すなわちスポーツカーであろうとも、砂利道をフル乗車で荷物満載で走っても大丈夫なようにしなければならない。そうなると、おのずと高めの車高になってしまう。保安基準を大幅に超える車高である理由は、そういったあらゆる場面に対応できなければならないからだ。

 シートポジションも150cmの人から200cmの人までが乗れるように設計すると、余裕を大きく持たせなくてはならない。では、はたして体重100kgの人にも、45kgの人にも同じシートが最良なのか? そのどちらも座れるようになっているのが純正シートであり、性能の最大公約数としては素晴らしいものがある。

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