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北欧発3000万円のキャンピングカー! 水を使わない「シンデレラ燃焼トイレ」とは

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏

シンデレラ燃焼トイレとは

 トラベルマスターインペリアルi910 QBの先進装備のなかに、聞き慣れない装備を発見。その名は「シンデレラ燃焼トイレ」という装置だ。少し気になったので話を聞いてみると、このトイレは70回に1回、ガスで焼却作業を行うことで、排泄物を灰にし、それを肥料として再利用することができる、環境に配慮したエコトイレとのこと。

 便器に専用シートをセットするタイプで、約700回程度使用したら専用フィルターを掃除するだけ。水を使わないから給水タンクが不要で、臭いもなく衛生的なトイレとして、キャンピングカー業界で注目されている。

 このシンデレラ燃焼トイレを採用したキャンピングカーは、日本ではトラベルマスターインペリアルi910 QBが初ということだった。

 普及が楽しみな次世代のエコトイレだが、現在のモデルは、焼却排熱装置が大きいので、大型キャンパーしか取り付けできないらしい。いずれ小型化が出来たら、この環境にやさしいシンデレラ燃焼トイレもきっと普及することだろう。

* * *

 世界の頂点に君臨するビルダーのキャンピングカーを見ることで学ぶべき点は数多くある。その作りだけでなく、魅力的な最先端の装備を知ることで新たな発見ができるわけだ。

 ちなみに、このトラベルマスターインペリアルi910 QBの販売価格は、3000万円(消費税込)ということだった。まさに家を買う感覚である。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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