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「やるぜ!! 箱根ターンパイク2022」開催! 計画より8年前倒しで実現したパラモトライダーと一緒に走るツーリングに密着

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

自然のなかでのツーリングは格別

 当日は、事前にSSPで開催してきた「パラモトライダー体験走行会」で走行を重ねてきたパラモトライダーが、ターンパイクの小田原料金所に集まった。パラモトライダーはそれぞれ友人を招待し、この日箱根を走るライダーは、パラモトライダー14名にそのツーリング仲間が76名、付き添い10名という大規模なものとなった。またクラウドファンディングに出資協力した80名がこの歴史的な瞬間に立ち会うことができた。

 通常の体験走行会と同じように、オートバイへの移乗と、発進停止の際のサポート以外に、何かあった際にすぐにサポートができるよう、先導車、そしてタンデムでスタッフが乗り込む追走車が2台パラモトライダーの前後を走行。それぞれがBluetoothで接続するサインハウスのインカム「B+COM」で通信をしながらスタート。その後ろで友人たちが一緒にツーリングをするというカタチとなる。

 また、ボランティアスタッフはターンパイクのコースの沿道から、このパラモトライダーたちを祝福した。当日は好天に恵まれ、スタート&ゴール地点の小田原はまだ残暑が厳しい一日となったが、さすがに大観山展望台近くは涼しく、まさにツーリング日和。途中で富士山の姿も相模湾も見下ろせる絶好のツーリングルートに、参加者たちは満面の笑みで帰ってくる。「サーキットで走るってことも楽しかったけれど、やっぱりこの自然のなかのツーリングというのはまた格別です」と口々に語っていた。

 青木治親代表理事は「2030年には公道で走行したいね、と目標にしていましたが、8年も前倒しして行うことができました。本当にありがとうございました。パラモトライダー体験走行会でもそうですが、毎回安全第一で事故のないように、配慮してきました。バイクで事故したライダーがまたバイクに乗るなんて馬鹿じゃないの? と言われています。このイベントは事故があったらすべて終わってしまいます。今日は事故なく終えることができました。成功です。これがすべてです」

「過去に例のないパラモトライダーによるこの公道走行会の開催は、“隔たりのない社会”の実現の未来に向けた、大きく、そして大切な第一歩です。健常者も障がい者も当たり前のようにみんなで一緒に走れるこの活動をさらに広げていけるよう、これからもオートバイでつながる輪を大切に進めてまいります。よろしくお願いいたします」とコメントしてくれた。

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