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アウトドア好きがいま注目すべき、使ったが最後「手放せなくなる」クルマの最新機能とは?

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: AUTO MESSE WEB

「バックドア」の活用でテラスになる

 ボックス型ミニバンやスーパーハイト系軽自動車の大きなバックドアも、意外や意外、アウトドアで大活躍。というのも、バックドアを開けることで、バックドアが大きなひさしになり、ラゲッジスペースの後端に座れば、雨や直射日光を遮ってくれるテラス席感覚で使えるからだ。

 ちなみにスズキ・スペーシア ベースなら、バックドアがひさしになるだけでなく、全グレード標準装備のマルチボードと後席のアレンジで、車中泊が可能になるのはもちろん、車内にベンチシート&テーブルが出現。

 テレワークにうってつけで、さらに”どこでもカフェ”としても大活躍。スペーシア ベースの場合、オプションではなく、標準装備というところがポイントで、リヤクォーターウインドウ部分がポケッテリアになっているのも便利すぎるのだ。

アウトドアでの神器「AC100V/1500Wコンセント」

 これは、ハイブリッドやPHV(PHEV)車に限られる装備だが、アウトドアでの神器となるのが、AC100V/1500Wコンセント。車内外でコーヒーメーカーや簡易電子レンジ、照明などの家電品が使え、筆者がアウトドアに必ず持っていく充電式湯たんぽなどの充電もOK。AC100V/1500Wコンセントはアウトドアライフを一段と快適・安心なものにしてくれるアイテムと断言したい。

 とはいえ、ハイブリッドやPHV(PHEV)は高価だから、手が出ないというなら、電源付きキャンプサイトに限られるものの、スペーシア ベースなら外部電源ユニットがオプションで用意されている。車外の電源に接続することで、クルマのバッテリーあがりを気にすることなく最大1500Wまでの電化製品が車内で使用可能なのだから(窓やドアを少し開ける必要もない)便利だ。

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  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 学生時代からプロミュージシャンとして活動し、ある日突然自動車専門誌、輸入車専門誌の編集者に転身。その後、モータージャーナリストに。新車試乗記やクルマコラムの執筆だけでなく、1台のクルマに対して20カ所以上を独自開発ツールで計測する車両パッケージ解説にもこだわりまくる性分。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動し、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿について情報発信。Web、専門誌、一般誌、ラジオ、TV、インターペット、キャンピングカーショーなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言。小学館@DIME、PETomorrowなどでは愛犬とのライフスタイル、ドッグフレンドリーカー記事を展開中。カートップの連載「CT DOG」をまとめた『愛犬と乗るクルマ』はドッグフレンドリーカー選び、愛犬とのドライブ旅行のバイブルとなるムック本。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」「ムリしないで外車が買える本」「すごい海外旅行術」など。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、デザインにも携わっている。趣味はスニーカー、バッグ、帽子の蒐集。今も音楽をいい音で聴くことにこだわり、愛車のサウンドシステムは総出力400W 10チャンネル9スピーカーで構成されるデンマークの「DYNAUDIO」。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~)。
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