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「持っててよかった」は突然訪れる! 災害時に役立つアウトドアグッズとは

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TEXT: 土田康弘  PHOTO: Auto Messe Web編集部

過去の大震災でも重宝されたアウトドア用品

 例年であればこの時期は、キャンプやバーベキューなどを楽しむのに絶好の季節。そんな屋外での活動を快適にしてくれるアウトドアグッズは機能性が高く、場合によってはもしもの災害時に命を守ってくれる道具ともなり得るのだ。

 実際に阪神淡路大震災や東日本大震災でも、カセットガス式コンロをはじめとしたアウトドアグッズの需要が急拡大したケースもある。

コンロはカセットガスのタイプがメリットあり

 災害時、インフラが遮断されることを想定するとガスや電気、水道は復旧までの期間、自前で用意することになる。そんな時に役立つのが前出のコンロだ。アウトドアで用いるコンロにはガソリンを燃料にするタイプやガスを燃料にするタイプがある。

 なかでもガスタイプは操作が簡単で、使い勝手が良い。ホームセンターやスーパーマーケットなどで購入可能なカセットガスは汎用性も高く、燃料の供給には困ることが無い。災害時の利用を考えればカセットガスを用いるコンロにメリットがある。

寝袋とマット類で就寝時の快適性がアップ

 寝袋やマット類などの寝具も災害時の安眠にはかなり有効だ。寒さをしのぎ、さらには硬い床でもクッション性を保つアウトドア用のマットは、快適な就寝には効果的。寝袋は一般的な3シーズン(春夏秋)タイプでも、真冬や寒冷地でなければ十分だろう。

 寝袋の下や床へ直に敷けるマットまで持っていれば、就寝時の快適性はかなり底上げされる。もともと不整地の上で寝ることを前提としているだけに、アウトドア用のマットはかなり高性能。ウレタン製のものや空気を入れるインフレータブルタイプなど、快適性のレベルでさまざまなモデルが用意されている。

プライベート空間の確保がストレス低減のカギ

 加えてテントやタープまで持っていればかなり役立つ。学校の体育館などの施設に避難した場合、プライベート空間を保てないことがストレスになるとい言われている。そんな時にテントを使うことで少しでも快適な空間を作ることが可能だ(注:利用が認められている場合)。

 ちなみに、キャンピングカーの車内に寝泊まりして避難期間を過ごしたというユーザーの報告もある。プライベート空間を確保するという部分でもアウトドア用ギアは役立つことを憶えておこう。

発電機があればさまざまな家電が使える

 やや上級者の装備となるが、発電機もアウトドアで活躍するギアのひとつだ。普段使っている100V仕様の電化製品が使えるので、バーベキューなどに持って行くユーザーもいる。災害時でも大切なインフラである電気を確保できれば、物理的にも精神的にも大きな支えとなってくれるだろう。

 発電機は出力ワッテージごとにラインアップされており、どんな電化製品を稼動したいのかによって選ぶモデルは変わる(1000W程度あれば電子レンジを可動させることも可能)。当然、大出力のモデルは高価で本体サイズも大きくなるが、汎用性は高くなる。またインバータータイプを用いればパソコンなどの精密機器をつなげて利用できることも憶えておこう。

 一般的にガソリンで駆動するモデルが多いが、最近ではカセットガスを燃料にする発電機も増えてきている。コンロと燃料を統一することで効率化を果たせ、ガソリンよりもメンテナンスが容易なのでこちらも一考すると良いだろう。

 普段アウトドアで活用しているギアを災害時に役立てることを想定して選んでおけば、より役立つギアを揃えられる。万が一のことを考えた装備品選びを実践しよう。

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