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WEC第3戦スパ・フランコルシャンは穴場スポットも見逃せない! 観覧車やちびっこ向けコーナーも無料【みどり独乙通信】

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TEXT: 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)  PHOTO: 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)

WEC第3戦スパの舞台裏

ドイツ在住のモータースポーツジャーナリスト・池ノ内みどりさんは、2025年のWEC(FIA世界耐久選手権)取材のためベルギースパ・フランコルシャンへ。民宿での思わぬ出会いや、観覧車から見た絶景など、レースウィークの舞台裏をお届けします。

民宿で出会ったWECファン一家

WEC(世界耐久選手権)の第3ラウンド、ベルギーのスパ・フランコルシャンへ取材に行ってきました。今回も経費削減で民宿にお世話になっていたのですが、フランス人のご家族も宿泊されていました。ご両親1台、20代前半と思われるふたりの息子さんたちはそれぞれ1台ずつの計3台で、フランスからWEC観戦にいらっしゃったそうです。各自のお住まいやレース後に行く先が全員バラバラなので、3台に分かれてということになったんだとか。

私が毎日サーキットへ向かう時間は、みなさんはまだおやすみ中でしたが、夜に帰宅したときにお話をしているとレースファンとしての想いや楽しい様子を語ってくださいました。きっとこんなお話をドライバーやチーム関係者が聞かれたら、どんなに嬉しがられることでしょうね。スパ・フランコルシャンのあるベルギーはドイツ、ルクセンブルク、フランス、オランダに接していることもあり、ベルギーだけではなくとくにこれら4カ国から多くのファンの方々が観戦に訪れますので、さまざまな国のことばを耳にします。

予選の日も決勝の日もピットウォークとサイン会があるのですが、本当にビックリする人混みです。あまりにも人が多すぎて、通り過ぎることも難しいくらい。マシンやドライバーを観るのもほぼ不可能で、私は一瞬で退散しました。

観覧車から見るオールージュの絶景

日本のレースではお子さまとその保護者の方用に別途キッズウォークが開催されていますが、ヨーロッパのレースにもぜひ導入してほしいものですね。サポートレースやイベントで非常にタイトなスケジュールであることは承知していますが、たとえ短時間でも未来あるちびっこたちには優先して身近にレーシングカーやドライバーに接する機会を作るべきですよね。日本のレース主催者の方々のご尽力には頭が下がりますね。

前戦のイモラと同様にイベントエリアに観覧車があり、今回もおひとりさまで楽しく乗ってきました。絶景のオールージュを観覧車の上から観るのは本当に贅沢なひと時です。さらに無料なのが本当に嬉しいですね。じつは6月に開催されるスパ24時間レースでは有料なんですよ。両方のレースにいらっしゃる方は、WECで乗るとお得です。

バルーンアートでつながる笑顔

まだランチ前の時間だったので、観覧車周辺のイベント広場のフードトラックコーナーはとても空いていました。ちびっこ向けの遊具コーナーにはバルーンアーティストやフェイスペイントのコーナーもあり、ちびっこたちが来る前に楽しく見学させていただきました。とっても素敵な大きなバルーンアート作品を私にプレゼントしてくださったのですが、仕事中で持ち歩くことができなかったので、すぐ近くのベンチで休憩中のママさんとちびっこにプレゼントしました。すると予想以上にとても喜んでくださったので、私も嬉しくなりました。

観覧車もそうなのですが、バルーンアートもフェイスペインティングも無料とは記載されていないので、みなさんちょっと立ち寄りづらいのかもしれませんね。ちなみに、観覧車は有料となるスパ24時間レースのときの方が混んでいるんですよ。不思議ですね。行列がないと乗りたい気分にならないのかしら?

>>>ドイツ在住池ノ内みどりさんのクルマにまつわるコラムはこちら

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  • 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)
  • 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)
  • ドイツ ミュンヘン市在住 フリーライター&コーディネーター。東京で学生生活を謳歌した後にオーストリアのザルツブルグで再び学生生活を謳歌し、なんとか卒業。三度目の学生生活を謳歌しにミュンヘン大学入学を機にドイツへ。ミュンヘン大学在学中の現地広告代理店でのアルバイトがきっかけで、モータースポーツに魅せられて大学を中退し、モータースポーツ業界へ飛び込む。愛車のBMW M240iカブリオレを駆り、ヨーロッパ各国のサーキットへ取材に向かう。趣味はアルプスの峠越えドライブと蚤の市めぐり。好きなサーキットはニュルブルクリンクとスパ・フランコルシャン。ヨーロッパ生活はもう少しで30年。
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