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「オークション」の記事一覧

約半世紀を経過したナローポルシェ「911」!オリジナル塗装を維持する個体が1440万円で落札

クラシックカー市場でいまも高値を維持し続ける「空冷ポルシェ911」。なかでも「ナロー」と呼ばれる初期型は、時代を超えて愛されるコレクターズアイテムです。1972年式「911T 2.4」が、2025年8月の名門オークション「ボナムズ・ザ・クエイル」に出品されました。イタリア納車の実質2オーナー車で、オリジナル塗装を保った希少な個体。注目の競売結果とともに、クラシック911が持つ独特の価値を改めて振り返ります。

魔改造ランチア「デルタHFインテグラーレ16V」が約1070万円で落札!名門チューニングアイテムの価値は!?

どれほど手間と情熱を注いで仕上げられたチューンドカーでも、クラシックカー市場の評価は意外に冷たいものです。それはコレクターズカーの世界では「純正」が何より重視され、改造は“価値を下げる行為”と見なされることもあるからです。2025年8月15日に開催されたボナムズのオークションに出品されたランチア「デルタHFインテグラーレ16V」は、大胆なチューニングが施されていました。走りの性能は圧倒的に向上していながら、落札価格は純正モデルに及ばず……いまの市場が求める“正統性”を改めて浮き彫りにしました。

ランボルギーニのV12搭載FR!3ドアハッチの4シーター「エスパーダ」が約1350万円で落札

近年、クラシックカー市場でランボルギーニのフロントエンジンモデルが再評価されています。その代表格ともいえるのが、流麗なデザインとV12エンジンを持つ「エスパーダ」です。今回、1973年式の最終シリーズIIIが2025年8月、名門ボナムズのオークション「The Quail 2025」に登場しました。わずか3人のオーナーに大切に乗り継がれた“FRランボルギーニの傑作”が、改めて注目を集めています。

特注カラーのマクラーレン「675LT」が4600万円で落札!希少性を考慮すれば意外とお買い得だった?

マクラーレンで特別な存在として知られる「LT(ロングテール)」の称号。その名を受け継ぐ「675LT」が、名門ボナムズのオークションに登場しました。1997年に登場した伝説的マシン「F1 GTR ロングテール」にルーツを持つこのモデルは、軽量化と空力性能を極限まで追求した限定500台のスーパーカーです。MSOによる特注カラーモデルは、今回どのような評価がされて落札されたのか……マクラーレンの“究極”が放つ価値を振り返ります。

レストアすることが前提の「ディーノ246GT」でも落札価格は約3700万円!

2025年8月のモントレー・カー・ウイークに合わせて開催されたふたつのメジャー・オークションそれぞれに出品された、希少な1970年式ディーノ「246GT ティーポL」と量産型の1972年式ディーノ「246GT ティーポE」の2台が注目を集めました。フルレストア済みのティーポLは約6400万円で落札されました。対するティーポEは長年眠っていたレストアを前提とした個体……。この車両のあらましとオークション結果についてお伝えします。

走行距離わずか“256km”!限定600台のポルシェ「911 GT3 RS 4.0」が過去最高価格で落札

ポルシェ911の中でも特別な存在とされる「GT3 RS 4.0」が、2025年8月のRMサザビーズ モントレー・オークションに出品されました。わずか600台の限定生産で、走行距離はわずか256km。4Lの自然吸気エンジンから500psを発揮する、997世代の頂点に立つモデルです。登場から10年以上が経っても、その価値はむしろ上昇しており、ポルシェファンにとってまさに伝説的な1台といえます。

フルレストアを施してない1967年式フェラーリ「275GTB/4」!奇跡の保管状態もあって約5億円で落札

1967年に誕生したフェラーリ「275GTB/4」は、クラシック・フェラーリの中でも特別な存在です。4カムV12エンジンを搭載し、エレガントなボディと高性能を両立した名車として知られています。そんな275GTB/4の中でも、2025年8月のモントレー・オークションに出品された1台は、レストアされることなく新車当時の姿を保つ“奇跡の個体”。走行距離はわずか2万kmあまりながら、その保存状態は驚くほど良好でした。

カスタマイズ仕様のフェラーリ「F40」に賛否!落札額は約4億円だった理由

1987年に登場したフェラーリ「F40」は、創業者エンツォ・フェラーリが最後に手がけた記念碑的モデルです。純粋な走りと妥協のない設計で、いまも世界中のファンを魅了し続けています。2025年8月のモントレー・オークションでは、F40が3台も出品され注目を集めました。そのなかで、チューナーの手によって特別に仕立てられた「ブルーチップ」は個性的なカスタムが話題になりました。
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