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  • 武田公実(TAKEDA Hiromi)
  • 武田公実(TAKEDA Hiromi)
  • 1967年生まれ。かつてロールス・ロイス/ベントレー、フェラーリの日本総代理店だったコーンズ&カンパニー・リミテッド(現コーンズ・モーターズ)で営業・広報を務めたのちイタリアに渡る。帰国後は旧ブガッティ社日本事務所、都内のクラシックカー専門店などでの勤務を経て、2001年以降は自動車ライターおよび翻訳者として活動中。また「東京コンクール・デレガンス」「浅間ヒルクライム」などの自動車イベントでも立ち上げの段階から関与したほか、自動車博物館「ワクイミュージアム(埼玉県加須市)」では2008年の開館からキュレーションを担当している。

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ランボルギーニのV12搭載FR!3ドアハッチの4シーター「エスパーダ」が約1350万円で落札

近年、クラシックカー市場でランボルギーニのフロントエンジンモデルが再評価されています。その代表格ともいえるのが、流麗なデザインとV12エンジンを持つ「エスパーダ」です。今回、1973年式の最終シリーズIIIが2025年8月、名門ボナムズのオークション「The Quail 2025」に登場しました。わずか3人のオーナーに大切に乗り継がれた“FRランボルギーニの傑作”が、改めて注目を集めています。

フルレストアを施してない1967年式フェラーリ「275GTB/4」!奇跡の保管状態もあって約5億円で落札

1967年に誕生したフェラーリ「275GTB/4」は、クラシック・フェラーリの中でも特別な存在です。4カムV12エンジンを搭載し、エレガントなボディと高性能を両立した名車として知られています。そんな275GTB/4の中でも、2025年8月のモントレー・オークションに出品された1台は、レストアされることなく新車当時の姿を保つ“奇跡の個体”。走行距離はわずか2万kmあまりながら、その保存状態は驚くほど良好でした。

かわいすぎる2人乗りマイクロカー!BMW「イセッタ300」が約314万円で落札

BMW「イセッタ300」が、2025年8月のオークション「ボナムズ・ザ・クエイル2025」に登場しました。戦後1955年から生産されたイセッタは、西ドイツを象徴する“バブルカー”として知られる全長わずか2.3mの超コンパクトカー。前開きドアや愛らしいデザインで世界中のコレクターに愛されています。今回の落札価格は、かつての熱狂が落ち着きを見せつつも、今なお高い人気を保っていることを示しています。

「ディーノ206GT」がまさかの1億円切り!約9500万円とリーズナブルな価格で落札された理由とは

2025年8月にアメリカ・カリフォルニア州で行なわれた世界屈指のクラシックカーイベント「モントレー・カーウィーク」においてRMサザビーズのオークションが開催されました。そこに希少な1969年式フェラーリ「ディーノ206GT」が出品。ご存知のとおりエンツォの息子ディーノの名を冠した小型フェラーリは、同社初のミッドシップ量産車として知られる伝説的モデルです。今回出品された車両は丁寧なレストアを受けていました。車両のあらましとオークション結果について紹介をします。

デザイン史に残るスチュードベーカー「アヴァンティR2」の落札額はわずか約705万円!コンディションとクルマの評価がシビアに相反した

かつてアメリカが世界の自動車デザインをリードしていた時代、その象徴のひとつが老舗自動車メーカーのスチュードベーカーが製造した「アヴァンティ」です。工業デザインの巨匠レイモンド・ローウィが手がけたこのクーペは、革新的なスタイルと高性能を兼ね備えながらも、時代の波に飲まれた悲運の名車でもありました。そんなアヴァンティR2が、RMサザビーズの「モントレー2025」オークションに登場。その特別な内容と、注目のオークション結果についてお伝えします。

世界が注目した約4億円のマセラティ「200SI」!半世紀を超えても輝く“戦う芸術品”はオークションで流札

1950年代のマセラティは、レースのためだけにクルマを作る職人集団でした。そのなかでも「200SI」は、美しいスタイルと高性能を兼ね備えた代表的なモデルです。今回RMサザビーズのモントレー・オークションに登場した個体は、長いレース経歴と完璧なレストアを経て現存する貴重なマシンは世界中から注目を浴びることになりました。

約310万円で落札されたAC「コブラ」!ブレンボ製ブレーキなどを装着する最高時速64キロのジュニアカー

2025年8月13日〜16日、米国モントレーで開かれた世界最大級のクラシックカーオークション「Monterey 2025」では、人気のコレクターズアイテムとなっている子ども用レプリカ「ジュニアカー」が多数出品されました。その中で注目を集めたのが、英国グループ・ハリントン製の3分の2スケールAC「コブラ」。今回は、そのあらましと注目のオークション結果について解説します。

伝説の「ナナサンカレラRS」のエンジンを搭載!希少なポルシェ「911カレラ2.7タルガ」が4450万円で落札

2025年8月13日〜16日にアメリカ・モントレーで開催された「RMサザビーズ Monterey 2025」オークションに、希少な1974年式ポルシェ「911カレラ2.7タルガ」が出品されました。このモデルは伝説の「カレラRS2.7」と同じエンジンを搭載し、さらにわずか631台しか生産されなかった希少仕様です。今回の個体は珍しいライムグリーンの外装と、丁寧なレストア履歴を持つ極上車。車両のあらましとオークション結果についてお伝えします。
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